2013年3月31日日曜日

Public Phone

前回も言ったが、俺の携帯電話はイギリス経由。
ハンガリー内で同僚に電話しても国際通話料金となるので、連絡は専らメール、緊急時は公衆電話を利用している。
公衆電話自体はかなり年季の入ったものだが、会話は鮮明に聞こえるので、問題はない。
で、今日、なにげなしに電話の上に書いている案内を見て驚いた!

日本への国際電話のかけ方が、日本語で説明されている。

「日本へのクレジットカードコール、またはコレクトコール(着信人払)受話器を取って06 800 15 569を押し、15秒ほど待ってガイダンスが出たら、日本語は3です。」

・・・最後の日本語が少しおかしいが、意味は十分通じる。

日本の他に、アメリカ、カナダ、イギリスへの国際電話のかけ方は英語で、ドイツへの国際電話のかけ方はドイツ語で説明書きがあった。

でも一つ疑問、クレジットカードコールって何?

電話の下のほうに、カードの挿入口があったので、もしかしたらそこにクレジットカードを入れてPIN番号とか入力するのかな?

試してみたい気もするが、カードが戻ってこなくなると嫌なので、や~めた!

2013年3月30日土曜日

GLS

昨日、Web-shoppingで買物をしたところ、速攻対応で今日には荷物が着くとの事。
この店はBudapestにあるので、距離的にはそう遠くないのだが、注文後1日で着くのであれば非常に便利。

で、今朝早々、配送業者であるGLSから電話が。

例によってハンガリー語オンリーで、わかったのは「こんにちは」と「ここの住所」と「名前」の確認くらい。電話の目的は不明だが、多分配達時間の確認だと思う。

俺の電話はイギリスの会社のものなので、ハンガリー国内からかけても国際電話料金となる。
長々と話しても相手の通話料金がかさむだけで通じないものは通じないとあきらめ、とりあえず夜に届けて欲しい旨を英語で伝えて(伝わっていないと思われるが・・・)電話を切る。
一応、ポストに17時以降に帰る旨を書置きして、出掛けることに。

さて、結果は・・・

今日のところ音沙汰無し。。

さて、注文した品は無事到着するのか・・・乞うご期待!

2013年3月29日金曜日

Libamáj

ハンガリーの名産の一つにフォアグラがある。
ハンガリー語ではLibamáj(リバマイ)。

2ヶ月前。
元々フォアグラはあまり好みではないが、名産ということもあり、避けて通るのも無粋というもの。ということでレストランで注文。
これが、予想を裏切る味!
臭みはなく、むしろ香ばしい。

そろそろ味も忘れてきたので、もう一度食べてみたいのだが、ホテルのレストランということもあり、一人では敷居が高い。

と思っていた時に見つけたのが、写真の代物。
フォアグラのピューレ。食べ方はというと、焼いたパンに塗って食べる(みたい)。

衝動買いしたのはいいが、元来の食に対して保守的な性格が災いして、一週間ほどそのままになっている。

もし食べる勇気が出たら、「Libamáj_Part2」として報告します!

2013年3月28日木曜日

winter again

ここのところ、ハンガリーは冬に逆戻り。
今週月曜日からまた雪が降り始め、週末までこの天気が続きそう。
予報では、明日の最低気温はなんと-8℃になっている!
が、この予報、今までの経験上かなり精度は低いので、多分間違いだろう。

生徒に聞いてみたところ、この時期は天気が崩れやすいのだが、雪は降るのは珍しいらしい。
でも、冬のど真ん中のような、突き刺さるような寒さではないので、全然Okay、逆に再び雪が見れてテンションが高いくらい。

ということで、今日のお題は「Winter again」
どこかで聞いたことがあると思ってたら、これってGLAYの歌!

思い出すと懐かしいので、Youtubeでプロモを見てみた。

北海道の雪原での撮影、寒い中ご苦労様です。

このイントロ、いいな。
「幼い日の帰り道、凛と鳴る雪路を急ぐ」 うん、そうそう、俺も雪の中急いで帰ってきた。

ん、でも・・・テルの目が青いのには笑ける。

歌詞も2番に入ってようやくバックのメンバーも登場。
最初はヒサシ、ギターからアンプへのコードはないものの、寒い中頑張ってる。

で、次はというと、ジロー、でもあんた、手袋はめてない??

極め付けはタクロー、ギターソロの見せ場をそんな分厚い手袋でやっちゃう??

とかいってる間に、オーブンに入れてたピザ、黒こげやん!!!





2013年3月27日水曜日

locsolás

Zöld erdőben jártam,
kék ibolyát láttam.
El akart hervadni, szabad-e locsolni?!

月曜日のハンガリー語の授業でZitaが教えてくれた詩。

緑の森で青いスミレを見つけた。
枯れそうなので、水をかけてもいいですか。

男性はこの詩を詠んだ後、女性に水をかける。尤も、今では水の代わりに香水を振り掛けるようだが。。。これは、ロチョラーシュ(locsolás)と呼ばれるハンガリーの習慣。女性を花に喩えて、生命である水をかけ、美しく育つよう祈願するらしい。

日本では馴染みがないが、これはEasterの風習。日本語では「復活祭」とも言う。
十字架に架けられて亡くなったイエスキリストがその3日後に復活した事を祝う日。この日は「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」と決められている。その翌日はEaster Mondayと呼ばれる祝日となる。なので、毎年日付が変わり、今年の祝日は4月1日の月曜日。
ちなみに俺の誕生日は3月21日、暦によって祝日だったり平日だったりする。
なんとなくEasterと繋がりがありそうで、悪い気はしない。

で、さきほどのロチョラーシュの続き。
女性に香水を振り掛けると、そのお返しにくれるのがイースターエッグ。
卵の殻にいろいろな模様をつけたもの。

香水を振り掛けたわけではないが、今日は生徒から少し早めのイースターエッグをいただいた。
折り紙の鶴でさえまともに折れない俺には到底作れそうも無いもの。

Gabi、いつもありがとう!



これは、生徒のお母さんが作ってくれたもの。
卵の表面に丁寧に絵を貼り付けている。
球体のものに平坦な紙を貼り付けているのだが、皺一つないのが不思議。
Zsófia & mam、Köszönöm szépen!


ハンガリーにはこういった手作りの風習がたくさんある。日本の手編みマフラーのような文化と似たところがあり、それがカルチャーショックを感じない要因かもしれない。


2013年3月26日火曜日

I love Pálinka!

パーリンカとは、ハンガリーの伝統的なフルーツ蒸留酒。
その生産方法はEU及びハンガリー国の法律で明確に規定されており、規定に合致したものだけが「Pálinka」を名乗れる。
その規定とは、

①『カルパチア盆地』で収穫される果物であり、ハーブのみを用いて作られたものである事
②ハンガリーで生産され、蒸留・瓶詰めされた物である事
③アルコール度は 37.5%から86%の間である事

主だった果物の種類としては、リンゴやすもも、アプリコット等。
初めて口にした時の印象は、ずばり「アルコール!」
これが、日を重ねるごとに癖になってくる。

アルコール度数は50度が標準。
俺は専らストレートで飲んでいるが、寒い日のお勧めの飲み方としては、ショットグラス半分のパーリンカに、これもハンガリー製蜂蜜をタップリ入れてとかしきったもの。
これは、風邪予防としてもいけそうな代物。但し飲みすぎにはご注意を。

写真のパーリンカは、今日の授業が始まる前に生徒から誕生日プレゼントとしていただいたもの。
いやあ、これはSurprized!(=びっくりした! 生徒のみなさんは、wakuwaku Lesson12を参照!)


Köszönöm! Attila, Feco, Szabolcs Zoltán!  It's amazing !!

2013年3月25日月曜日

Japanese pan cake

小麦粉、玉子、キャベツの千切りとくれば、大阪名物キャベツ焼き!
←ちなみにこれがキャベツ焼き

材料も揃っているので、作ってはみたが、やはり全然違う代物が出来上がった。
まず、キャベツ焼きという感じではなく、キャベツ揚げのような出来栄え。
しっとりふわふわというより、パリパリごわごわという感じ。
油の入れすぎか、もしくは生地自体の問題か。

使った油はひまわり油。もしかしてこれが原因?もしくは油の入れすぎ?火加減の問題?それとも薄いフライパンのせい??  意地でも調理人の腕とは言わない・・・

次に味付け。
こっちのソースとマヨネーズは、日本のものと比べて酸味が強く、且つ甘味も強い。
しかもソースはウスターソースなので、泥ソースのようなこってり感がない。
甘酸っぱい味をチリパプリカパウダーで打ち消してみるも微妙。
早々にビールと共に流し込んだ。

で、これを食べている時にひらめいたことが一つ。
ハンガリーのおやつにランゴッシュという揚げパンがあるが、今回の生地はあれにそっくり。

なので、次回は生地だけを焼いて・・・もとい、揚げて、その上にチーズとガーリックとサワークリームをのせてみよう。

                   ちなみにこれがランゴッシュ→

2013年3月24日日曜日

112

ハンガリーの緊急電話番号
107:警察
104:救急
105:消防
日本と違って、救急と消防が分かれている。

これが、お隣のオーストリアでは
133:警察
144:救急
122:消防
となる。

俺の住んでいるGyőrから、オーストリアのwienまでは電車で1時間半だが、ほんのそれだけ移動することで、緊急電話番号が変わってしまうというのもいかがなものか?
特にヨーロッパでは隣接国も多く、ハンガリーは7カ国と接しているし、ドイツなどは9カ国と接している。それぞれ車での移動圏内なので、心配性の人は各国の緊急電話番号を覚えるのが大変だろうと常々思っていたのだが・・・

先週の授業で、電話番号の話をしていた時、この疑問は氷解した。

EU(欧州連合)加盟国はそれぞれの緊急電話番号とは別にEU内で共通に使える番号を持っているとのこと。その番号は -----> 112。
この番号にかけると、オペレータが通話内容により適な部署(警察、消防、救急)に繋いでくれるんだと!

なのでみなさん、EU加盟国に旅行する際は「112」を覚えておきましょう!

2013年3月23日土曜日

チキチキ

やばい!
Youtubeで"ガキ使"(*1)見てたら3時間経ってた・・・

実は"ガキ使"はハンガリーでも隠れた人気で、知る人ぞ知る、という感じの番組。
特に「笑ってはいけない」(*2)シリーズにはファンが多い。

最近のお気に入りは「絶対にうまい・・・」(*3)シリーズと、「効き・・・」(*4)シリーズ。

このシリーズを見るたび感じる疑問として、なんで『チキチキ』(*5)って言うんやろ??


とってもしょうもない疑問、でも気になるので「ガキ使 チキチキ 意味」でググって(*6)みると・・・

ヒットするする!みんな疑問に思ってたみたい。

というか、改めて日本って平和なんだということを認識した。(*7)




(*1)「ダウンタウンのガキに使いやあらへんで」というコメディ番組の略称
(*2)毎年大晦日に放送されるガキ使特別企画
(*3)例:たこ焼きの具財でうまいと思われるものを持ち寄り試食する企画
(*4)例:20種類の煙草の中から与えられた1個の種類を当てるという企画
(*5)例:第1回チキチキ、絶対にうまいピザ選手権というタイトルコール
(*6)Googleで検索すること
(*7)お笑い番組で出てくる言葉の意味を真剣に考える、まさしく平和の象徴
     それを実践する俺、輪を掛けて平和の象徴!

2013年3月22日金曜日

rétes

rétes(リーテッシュ:パイ)

ハンガリーのお菓子。
生徒からのいただきもの。
このパイ生地、半端無く決め細やかで、さくさく感がすごい。
これと似たお菓子にkürtős(キュルトシュ)というものがあるが、食べた感覚は全く違う。
kürtősはもっちりした食感で主食的な感じ。
rétes(リーテッシュ)はパリパリっとした食感でおやつ感覚。
下に入っているのはフルーツとカスタード。
食後のデザートとして丁度いいくらいのボリューム。

あっ、そうそう、ハンガリーでお呼ばれした場合、メインディッシュの後にはデザートが出されるので、それも考慮に入れておいたほうがいいよ。メインディッシュでお腹一杯にしてしまうと、その後の手作りデザートが入らなくなるので・・・


Ramóna、ありがとう。

ケバブとこれで十分一食になるな。
実はケバブはまだ食べたことがないので、今度挑戦してみるよ。

2013年3月21日木曜日

為せば成る

昨日は春を思わせるようないい天気、且つ膝の調子も上向きなので、調子に乗って早足2時間のウォーキング。

セーチェニー大学裏手のドナウ川沿いの土手、延々と直線が続く道の曲がり角を見極めようと歩いてたら、片道1時間かかった。
そのせいで今日は朝から太ももの筋肉痛。

まだ無理をするには早いという警告か・・・。

ということで今日はウォーキングは休憩、Antonio先生ご指摘の栄養摂取に努める。


肉と言えば、いつもは出来合いのチキンを買ってくるのだが、今日はささ身を焼く事に。

見よ、この出来栄え!
名づけて「若鳥のグリル、焦がし醤油の香りを添えて」
味はというと・・・俺にしては上出来、少なくとも食べられる。

以前のステーキの時はあまりの味と硬さに半分しか食べれず泣く泣く捨てたが、今回はそのリベンジ成功!

今回のチキンから得た教訓。
為せば成る、為さねば成らぬ、成る業(わざ)を、成らぬと捨つる人のはかなさ(By 武田信玄)

と共に、前回のステーキ供養の意味を込めて一句。
噛まば喰う、噛まねば喰えぬ、喰う業(わざ)を、喰えぬと捨つる肉のはかなさ(By 比)

2013年3月20日水曜日

Letters from Iwo Jima

「硫黄島からの手紙」
クリント・イーストウッド監督が製作したアメリカ映画。
とてもアメリカ映画とは思えないくらい、日本人から見てもナチュラルな感じに仕上げられている。

他に日本を舞台にしたアメリカ映画で有名なものとして「Last samurai」がある。
最後の戦いのシーンは圧巻で、日本の歴史の転換期という意味で授業で紹介したりもしたが、違和感のあるのは、トム・クルーズ演じる主人公のネイサンと話す日本人の会話がすべて英語であること。
当時のサムライが、そんなに流暢に英語を話すか??思わず突っ込みを入れたくなる。

そういう意味からすると、「硫黄島からの手紙」での日本人の会話は全て日本語。なので、日本映画と言われても納得するほどの出来栄えになっている。
この映画、過去に2回見たので、今日で3回目となる。

実はこの映画、生徒にもらったもの。
ハンガリー人からもらった日本を舞台としたアメリカ映画をヨーロッパで見る日本人。
この構図が面白くて、一人で笑ってもた。

2013年3月19日火曜日

like an old robot

昨日も少し触れたのだが・・・

ここのところ膝の調子の良くない日が続いてた。

普通の歩き方では、足を踏み出すごとに膝がきしみ、ずきんという痛さが中枢神経をとおり脳に伝達される感じ。
膝を上に上げる動作は問題ないので、最近では自ずと昔のロボットのような、一旦膝を上にあげ、それから着地するという、ちょうどシンジが初めて初号機に乗った時のエヴァのような歩き方になっていた。

海外に居る手前、こういうことをお知らせしてもいたずらに心配させるだけと思って、密かに自然治癒を期待していたのだが、どうも具合の良くない日が続く。

生徒の一人は消炎剤を勧めてくれた。名前は「Flector gel」

海外では極力薬に頼らずにいこうと思っていたのだが、痛さに負け、勧めてくれた消炎剤を購入。ハンガリーに来て初めて買った薬。
残念ながら今回の俺の膝には効かなかったが、筋肉痛にはよさそうな薬。
köszönöm szabolcs! 教えてくれてありがとう。

今回の膝の痛み、思い起こせば1月後半、プラハやウィーンを回った頃から兆候はあった。
この時は痛いという感覚ではなく、歩行に違和感を感じる程度だったが、その後症状は悪化し、ひどい時は一歩踏み出すごとに息を止めなければ痛さに耐えられない状態にまでなった。

こんなの初めて・・・

原因としては、1つだけ思い当たることが・・・

冬休みに入ってからの約1ヶ月、ハンガリー語のテキストの翻訳で、寝たきりならぬ座りっきり状態を続けてた。
つまり、原因は運動不足と判断。(正解かどうかは不明)

治療法として、痛さを無視してストレッチとウォーキング。

始めて最初の1週間は、よけいにひどくならないかという恐怖との戦い。
なにせ素人判断、これが正しいのかどうかもわからない。
義理の兄が昔ラグビーで鎖骨を単純骨折したのだが、捻挫と思い無理やり動かして複雑骨折にした話が頭をよぎる。

次の1週間、状態に進展はないものの、痛さをこらえることが快感と感じるもう一人のマゾヒスティックな人格と、それを楽しむサディスティックな人格が顔を現す。

足を踏み降ろした瞬間、膝の骨が皮膚を突き破り出てきそうな不安にかられながら、一人異国の地でロボット歩きをしている俺と、それを見つめるもう一人の俺。

逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ・・・・名づけて初号機暴走モード期間。

で、先週。
Antonioの診断では野菜不足、処方箋としてはスープと大豆。
Gerryは現実派。病院を奨めてくれ、行くときは付き添ってくれるとのこと。
VikiやNoraも会うたびに気遣ってくれる。
早く治さなければ・・・

3日前、ウォーキングでの痛さの程度がだんだんと穏やかなものになってきた。

2日前、痛さが鈍痛へと変わり、10メートルほどであるが早歩きが出来た。

昨日、早歩きに毛が生えた程度だが、50メートルほど走る事が出来た。

で、今日!!!

・・・雨なので小休止。
名づけて、休日にビールをかっ食らうミサト。

なんのこっちゃ!

でもなんとなく快方に向っているような気がする。
このまま良い報告が出来ますように!

2013年3月18日月曜日

you need vegitable

Antonioはいつも俺の体調を気遣ってくれる。この前、「調子はどう?」と聞かれた時、少し膝が痛いという話をしたらえらく心配してくれた。

彼曰く、食事が偏っているからじゃない?
パンとリンゴだけじゃなく、野菜や蛋白質も取らなくてはダメだよ、との事。

確かに食事はパンとリンゴが多いけど、時には米や玉子、野菜も食べてるんだけどな。。

次の日、わざわざもって来てくれたのが、野菜スープとビーンズ缶とマカロニ。

レシピはというと、柔らかくなるまで茹でた大豆とマカロニを野菜スープの中に入れて食べるという、ごく簡単なもの。
なるほど、それなら俺にも出来る!

折角のお奨めなので、早速明日にでも挑戦してみよう!

Thanks Antonio!

2013年3月17日日曜日

Have fun!



Dear Colleagues, Nothing in particular ...
Have fun!


(実際はハンガリー語なので、ちょっと違うかもしれないが・・・)

時々学部長のVictoriaから、全先生宛に面白メールが飛んでくる。
たとえばyoutubeで見つけたお役立ち情報や思わず笑ってしまうような映像。
つい最近もらったのは、これぞプロフェッショナルといった凄技を2本。
特になんということもないもの、でも読んだ後はなぜか癒される内容。

Victoriaは言語学部のトップであり、マネジメントの一切を司っているにも関わらず、我々にも細かく気を配ってくれる。
忙しい中なのに、頭が下がる。

・・・・

今期の事業計画として、言語学部では「Lingua klub」というマルチリンガルに焦点を当てたProjectを実施している。大きな絵はVikiが描き、我々はそれを実現するための最適策を考え、それに沿った講義やプレゼンテーションを実行する。その間、何回かの打ち合わせを実施し、お互いのベクトルを合わせながら事を進めていく。

それをやるに当たって「やらされ感」は感じない。
むしろ、機会を与えてくれた事に感謝しつつ、それまでにバックアップしてくれた事に報いるためにも成功させたいという思いに駆られる。

仕事とはいえ人間対人間、この人のためならば頑張ろうと思えることが原動力となる。
これがマネジメントの原点だと思う。

・・・・

会社員時代、自分はどうだったのだろう。
結局は当初計画を守ることだけを目標にやってきたような気がする。
上下関係だけで物を言ってなかっただろうか。
難題を部下だけに任せっきりにしていなかっただろうか。

ここの先生の立ち振る舞いを見ていると、反省することばかりだ・・・

2013年3月16日土曜日

1848 Revolution memorial day

本日は、1848年のハンガリー革命を記念して設けられた祝日。
これは、ハプスブルク家に支配されていた体制からの脱却とハンガリー王国の独立を目指した革命であり、自由戦争とも呼ばれているもの。

この革命に参加していたのが、セーチェーニー・イシュトヴァーン。
俺が通っているセーチェニー大学はこの人の名前と同じ。
正式にはセーチェニー・イシュトバーン大学と言う。

こういった革命の日を国民の休日に指定するところが、ハンガリーらしい。左の写真は、当時の円形章だが、今日はこの章を胸に着けて歩く人々も居る。ちなみにハンガリー国旗の赤の意味は「sacrifice of precious blood」・・・尊い血の犠牲。


これを日本に置き換えると、

6月22日:1560年記念日(桶狭間の戦いを制した織田信長が近世の幕を開けた戦い)
11月9日:1867年記念日(坂本龍馬の暗躍により徳川慶喜が政権を返上した日)

愛知県には「信長大学」、京都府には「龍馬大学」が設立。

みたいになるのだろうか?

(注:これは全て妄想で、実際はこんな祝日はありません(笑))

2013年3月15日金曜日

White Day

日本語のテキスト「GenkiⅡ」Lesson 14 Valentine’s Dayより

ジョン  : 暖かそうなセーターですね。
たけし : これ、メアリーがくれたんです。
ジョン  : よく似合っていますよ。ぼくも彼女がほしいなあ。
       ロバートさんはチョコレートを十個ももらったんですよ。
たけし : ジョンさんは?
ジョン  : ぼくは一個しかもらいませんでした。大家さんから。さびしいなあ。
たけし : でも、ロバートさんはホワイトデーが大変ですよ。
ジョン  : ホワイトデー?
たけし : ええ、男の人は三月十四日にお返しをしなくちゃいけないんですよ。  

このDialogueからわかるとおり、欧米においてホワイトデーの習慣はない。
だからジョンさんが聞き返したわけ。

バレンタインデーに女性から男性にチョコレートを贈る。
ホワイトデーには男性がそのお返しをする。
元々は菓子業界の戦略ではあるが、律儀な日本人のツボにはまったんだろう。
三倍返しだけは勘弁してほしいが・・・

今日3月14日、ハンガリーではこの二週間の暖かさが嘘のように、朝から雪となり、意味は違うがWhite Day。

授業が終わる頃には風も出てきて吹雪状態に・・・

バレンタインデーにチョコをたくさんもらった人、この日ばかりはWhiteoutに紛れたいのでは(笑)

2013年3月14日木曜日

Cappy

100%果実ジュース。

いろいろな種類があり、大きさもお手ごろな1リットルサイズなので、重宝している一品。

オレンジは果肉が半端なく入っており、飲む際には必ず振ってから飲まなければ、最後のほうは果肉だらけとなる。
パインは濃厚極まりなく、これを飲むと逆に喉の渇きを思えるくらいの代物。

その他にも、洋梨やチェリー、ミックスといった種類がある。

ビタミン補給という意味で、日常的に飲んでいたが、今日改めて成分表を見てみると、どうやら砂糖も含まれているみたい。
製造元がCoca Cola Companyということも初めて知った。

本当に体にいいのか・・・

まあ、おいしいから気にしない!

2013年3月13日水曜日

In the cabnet

言語学部の各フロアに真新しいキャビネットが設置された。目的としては、言語学部の各先生の出身国を紹介するitemを展示するとのこと。

俺が居る3階は、多国籍軍。
英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、日本語の混在エリア。
キャビネットには先生たちの出身国であるアイルランドやイギリスの本やカレンダーが並ぶ。

英語教師であるSzilviaからは、「日本紹介は是非折り紙を!」とのこと。

多分Szilviaは、日本人なら誰でも折り紙が出来るもんだと思っているらしく、屈託のない表情で「promise」とか言ってる。。


日本人の中でも不器用な人間はおり、その典型がここにいる日本人・・・とはいえ、期待されるとそれに応えようとするのも日本人。

折角のご依頼なので、ネットで折り方を検索し、何とか、「鶴」「風船」「兜」を作成。これに、日本の絵葉書とお箸を添えてなんとか課題提出。
日本紹介のメインItemは昨年Attilaにもらった「Japanese Torii gate」。

折角の彼の作品、俺の部屋でくすぶらせるよりも、キャビネットに飾ってみんなに見てもらうほうがより価値が上がると思い、大学に寄贈させてもらった。

次の授業では、Attilaにこのキャビネットをみてもらおう。Attilaが喜んでくれることを祈りつつ。

2013年3月12日火曜日

3.11

2年前の今日。
2009年度入社社員のトレーニー最終面談実施中のこと。
なんとも不愉快な、高層ビル特有の軟体動物のような揺れが数分間続く。

東日本大震災。

自分が経験した中で最もインパクトのある災害。
災害対策室の大画面で見た津波の映像は、今も脳裏に焼きついている。


ハンガリーに来てからも、機会があればこの未曾有の災害の話をした。

最初の授業で、震災後の福島に咲く桜の映像を見てもらった。
日本紹介のプレゼンテーションの中、ハンガリーから頂いた震災支援に対するお礼を述べた。

それ以外に、今日だから出来ることはないだろうか・・・

そう思い、急遽震災時の画像を集め、授業の冒頭で紹介した。

津波の大きさ、瓦礫の山で立ち尽くす人、被災地で祈る僧侶の姿、海外の軍隊の協力。

特に何の説明もせず、ただ画像を見せただけ。それだけ。。。

出典JuNiorLABOさん

2013年3月11日月曜日

Fingered Speech

話し言葉と書き言葉。

日本語では話す時と書く時では違う表現をする。

最近授業で伝えたことでは、

「好きじゃないです」と「好きではありません」
「うん」と「はい」
「ううん」と「いいえ」

授業で伝えてはいないが、話し言葉と書き言葉の典型として、

「なんでやねん」と「どうしてですか」  (nandeyanen ... This is dialect)

なので、本来であればこのBlogも書き言葉で記載しなければいけないのだが、ご存知のとおり思いっきりの話し言葉になっている。
この理由としては、書き言葉では言いたい事をうまく伝えられる自信がないから。

「ら抜き言葉」が間違った言い回しとされているが、自分自身は間違っているとは捕らえていない。
逆に、無駄な「ら」を取ることで、言葉が進化していると思っている。
だって、「見られる」より「見れる」のほうが言いやすい。
「着る」と「切る」の場合でも、わざわざ「着られる」「切れる」と言わなくても、「着れる」「切れる」の違いは言葉のニュアンスや漢字表記でわかることだし・・・
(あくまでも個人的な主観です)

ただ、今の職業柄、授業での言い回しとこのBlogの相違がジレンマであったことも事実。

今日、その答えらしきものを見つけた!

そうか、テキスト言葉と書き言葉を分けて考えればいいんや!

興味のある方はどうぞ!

http://wired.jp/2013/03/04/texting-isnt-writing-its-fingered-speech/

2013年3月10日日曜日

不言不実行?

計画を立てた上で実行するのは結構好きなほうだ。

一旦計画を立てると少なくとも一週間くらいは立てた計画に沿って実行しようとする。
うまく行けば2週間、3週間と続くのだが、だめなときは最初の3日で挫折することもある。
これを「三日坊主(みっかぼうず)」という。

成功例は禁煙。
これは、大々的に計画を立てたわけではないが、「とりあえず1日は吸わないでおこう」という計画を日々積み重ねたことで、目標達成!

特に「煙草を止める」といった決意表明もしなかったので、これは「不言実行」。
「不言実行(ふげんじっこう)」とは、あれやこれやと能書きを語らず、ただ黙って事を成すこと。
厳密には、「禁煙=煙草を吸うという行為を実行しない」ことではあるが、実行しないということを実行するという意味で、「不言実行」と定義する。

不言実行と似た言葉で「有言実行」という言葉もある。
「有言実行(ゆうげんじっこう)」とは、一旦口に出した事は石にかじりついてでも実行する、と言うこと。禁煙を例に取ると、「今日から禁煙」宣言をして、それを実行する感じ。

この言葉から派生したものに「有言不実行」がある。
つまり、ビックマウス、口だけ人間のこと。

これに関して当てはまることが一つ。
年頭の目標のうちの一つに必ず掲げるものがある。
「毎日腕立て100回、腹筋100回」というもの。
ただ、この目標を立てる時期が悪い。
正月にこの目標を立てても、三が日は毎日朝から飲兵衛状態なので、出来るわけがない。
なので、この目標だけは毎年松の内の終わり頃には消滅している。
ただ、「腕立て100回、腹筋100回」と声に出して言ってるわけでもないので、これは言葉の表現としては「不言不実行」になるのか?

いやっ・・ちょっと違う・・・
そもそも「不言不実行」って何???

・・・やはり日本語は難しい!!!

2013年3月9日土曜日

Time flies like an arrow!

一週間が過ぎるのってこんなにも早いものなのか・・・
刹那刹那では等分に流れてる時間が、終わってみれば所々欠落したように感じるのは、その時々を怠惰に過ごしてきた証??

・・・・

こっちに来てから、朝起きた時にその日にやる事を予めメモしている。
ただ、このメモは朝から授業が終わるまでにするべきことのみを書いていて、夜の予定(変な意味ではなく・・)はほぼ空白。
これは、ビールを飲んだ後はついついまったりとしてしまい、予定を書いても守れないから。
んで、まったりするのはいいのだが、日本に居たときのようにテレビを見て過ごすとか、本を読んで過ごすというわけではなく、ただぼけーっと過ごしているような気がする。
なので、一週間を振り返ってみて、欠落したように感じるのはこの夜の時間。

冬休み期間は、ハンガリーテキストの日本語翻訳という目的があったので、晩酌後は早めに寝て夜中に起きて翻訳という、どこかの作家のような生活をしていたのだが、今それをすると授業に差し支えるので、「まったりしたまま→その後朝まで寝る」という生活になっている。

では、どうすれば時間を欠落せずに済むか・・・

幸いな事にここには、夜の友(再び言うが、変な意味ではない!)が豊富にある。

ワイン!

日本ではあまり好んで飲まなかったが、こっちに来てから結構ワインを飲んでいる。
なので、その日に飲んだワインの感想を日々メモしていけばいいんでね?!

日本に居たとき、たまたま「ソムリエの本」なるものを見せてもらったことがある。
枕の高さほどある本で、いろいろな雑学(失礼!)が書かれており、結構興味を惹かれた。

あまり紹介してなかったけど、ハンガリーには世界で三本の指に入るワインもあり、それ以外にも以前紹介した薬草酒であるUNICUM、パーリンカというハンガリー特有の蒸留酒もあることだし。

日本に帰った時にハンガリーの良いワインをみんなに紹介するためにも、明日から日々鍛錬していきます!


2013年3月8日金曜日

How's your ....?

これ、何かわかる?

見えてしまえば案外単純なものかもしれないな。



2013年3月7日木曜日

Lungua Klub Part2


Lingua Klubのプレゼンテーション終了。
来てくれた生徒のみんな、ありがとう。

本日のプログラム。最初は俺の日本紹介、Titleは「The rizing sun country, Japan」
実はこのTitle、言語学部長のVictoriaが考えてくれたもの。資料作成時の仮Titleは「Talk about Japan」だったが、Title一つでこうも印象が変わるものか・・・
自分のセンスの無さに思わず笑った。

「日出ずる国」で思い出すのは、遣隋使が清国に持っていった国書の言葉。自らを「日出處天子」と述べた倭国王の大胆さがすごい!
でも今の日本、これくらいのプライドは持つべきなんだろうな。特にせんか・・・問題では・・・(敢えて濁します)

「rising sun」で想像するのはExile・・・そやっ、プレゼンのオープニングにExileの歌を埋め込んだらよかった!と終わってから気づく愚かさ(笑)
次の機会のために、資料修正しとこ!

その後は、西ハンガリー大学の生徒による、「日本人のステレオタイプ」、「日本と中国におけるビジネスに対する考察」の発表、西ハンガリー大学HRの先生による「日本の著名な3名の考え方」のレポートと続いた。ここでは、トヨタのかんばん方式の紹介もあった。

2時間と短い時間だったが、とても面白かった。

今回のモデレータや発表者の生徒、HRの先生とはこれが初対面だったが、この機会を通して輪を広げていければいいな。

2013年3月6日水曜日

浅草 色川

本日の夕食はPICKサラミとパンとワイン。
特にどうということもなく、いつもと代わり映えのしない夕食だが、こういう食事が2、3日続くと思い出すのは日本食!
ということで、少しずつではあるが、日本食の紹介第一弾!

本日は鰻重。

店は東京浅草にある「色川」。
これはずーっと昔、俺が20代の頃の話。

義父の商売は大阪の履き物屋。取引先が浅草にあり、月に何回か上京してた。
たまたま俺の東京出張と義父の出張の日が重なり、浅草で食事でも、となった時に連れて行ってもらったのが、「色川」という鰻屋さん。

ここで鰻重を食べた記憶はあまりないのだが、はっきり覚えているのは「襟の串焼き」。

鰻の顎にあたる部分の串焼きで、飲み込むまでに相当回数噛まなければ咀嚼出来ない部分。
これをアテに二人で日本酒を飲んだのを覚えてる。
少し苦味を含んだ顎の部分、気をつけなければ歯茎を傷つけてしまうほど硬い串焼きが、時々無性に食べたくなる。

「色川」は今も健在。行く気になればいつでも行けるところ。
でも、多分行かないだろう。
「色川」の思い出は今の記憶が最高だし!


あれっ・・・全く鰻の紹介にならなかったな。。

2013年3月5日火曜日

direct method

毎週月曜日はハンガリー語のレッスン。
勿論俺は生徒として参加。

前期と比べ、生徒の顔ぶれが変わったことにより、ドイツ語、フランス語、日本語と多国籍のクラスとなった。
顔ぶれは変わったが、相変わらず俺は落ちこぼれで、殿(しんがり)をキープしてる!
慶次の生き様は忘れてないで!!・・って「殿(しんがり」の意味が違うか(汗)

生徒間で共通語を持たない場合、授業の進め方は直接法以外に選択の余地は無くなる。
つまり、授業を通してハンガリー語しか使用しない方法。

直接法の授業を受けてみての感想として
・テキストに沿った授業であれば予復習でなんとかカバー出来そう。
・ただし(ここがネック)・・未習の語彙を使われると、その意味を想像するしかない。なので解釈にずれがあるかも・・・
・疑問文(5W1H)は覚えておく必要有り。
・わからない時の聞き方を言えるようになっておいたほうが良い。
 (例えば英語では. How can I say in English?  What does it mean?等)
っと、ここまでが、生徒としての感想。

視点を先生側に移して見ると(例えば日本語教室にドイツ語とフランス語の生徒が来た場合)
・やはり進め方としては直接法しかない
・テキストは決まったものを使用し、生徒の予復習を可能とする。
・生徒には、予め不明な時の聞き方(わかりません。どういう意味ですか。)という語彙を教える。
・レベルが違う生徒が同じ教室にいた場合が一番厄介。最善策はクラスを分けること、それが無理な場合は授業終了後に復習できる環境を提供すること(補助テキスト等の配付等・・あとは生徒のやる気にかける!)
・授業の欠席によるレベル差を解消する必要あり(その日の授業内容を欠席者に伝え、Catch upが可能な環境にする)
先生として出来ることはこれくらいか・・・

これを自分の授業に置き換えてみた場合
・生徒の母語は全員ハンガリー語なので、上記のような複雑さはない。
・授業は直接法ではなく、ハンガリー語、英語、日本語が混在した内容。
 (時には、「I'm tanár 」といった言語が混ざった意味不明な説明も有り)
・生徒間でレベル差がある場合、どこに基準を置くかが悩みの種。
・日本語オンリーで出来るのは上級クラスくらい、初級クラスで日本語オンリーでの授業は難しい。

日本語教師としてやっていくには直接法でやり切れれば、ある意味どの世界にいっても通用するとは思うが、これは思っているより数倍難しい。
これをするに当たって一番怖いのは「解釈のずれ」。
学習者の母語から日本語への翻訳であれば「解釈のずれ」はある程度解消できると思うが、そうすると頭のなかで「母語から習得語への翻訳」というステップが出来てしまう。
これがスムーズな会話を阻害する要因になるかも・・・実際俺がハンガリー語を使う時は、頭の中で日本語ーハンガリー語変換を行ってるので、単語のみの会話しか出来ない。
そう考えると、直接法で直接日本語を浸透させるのがよいのだろうが、そうなると自分が生徒の時の悩みが持ち上がってくる。(解釈の違い等)

これを考えていると、「卵が先か、鶏が先か」に似た堂々巡りに陥るので、兎に角今は良いと思える方法を全て試してみるしかないか。

生徒のみんな、名案があればどんどん言って来て!
徒然草のようなこの文の意味を理解出来て、名案を言ってきた生徒には、今期のLevel5を認定します(笑)

2013年3月4日月曜日

ALDI

唐突だけど、料理は苦手。
でも、スーパーマーケットは好き。

ということで、今日は郵便受けに入ってた広告を元に、ALDIというスーパーマーケットに行ってきた。

俺のFLATから一番近いのは、「Árkád」というショッピングモールで、徒歩3分。
この中に「INTERSPAR」というスーパーマーケットがあり、ここが俺の胃袋的存在の店。

そこから足を伸ばすこと10分で、同じく「INTERSPAR」のショッピングビルがある。
ここには、日本食レストランもあるが、まだ行った事は無い。

で、今回の「ALDI」はそこからさらに10分程歩いたところにあるスーパーマーケット。
規模はINTERSPARよりは小さいのだが、いろいろな物が雑然と陳列されており、なかなか面白い。
さしずめ日本のドンキホーテ、もしくはホノルルのノースショワー手前の地元民しか行かないスーパーのような感じ。でもドンキほど無秩序ではない。

あっ、そや・・・ドンキホーテって、セルバンデスの小説では「ドン・キホーテ」やんなあ。
なんで省略系は「ドンキ」なんやろ??正確に省略するには、「ドン」か「キホーテ」じゃね??

結局1時間程店の中をぶらぶらしてたのだが、セキュリティの方に胡散臭そうに見られたので、ワインとパーリンカを買って退散。

でも面白い店だったから、天気の良い日の散歩コースの一つに認定!

ちなみにこの土日、Győrは久々の晴天でした!

2013年3月3日日曜日

カーロイおじさん

カーロイおじさんは、ここGyőrに住んでいる「ハンガリー日本友好協会」の会員の方。
俺がGyőrに来て日本語を教えだしてから、2回程授業にも顔を出してくれた。

おじさんとは1月後半に街でばったり出会ったのだが、その際、自家製赤ワインを頂いた。

綺麗な包装紙に包まれていたので上のほうだけ開けて頂いていたのだが、今日包装紙を解いてびっくり!


おじさんとは、本当に街でばったり会ったのであり、全く偶然の出来事。
なのでその時は、たまたま持っていたワインをくれたのだろうと思っていたのだが・・・・

もしかしておじさん、何回か大学にも来てくれてたのかな?
冬休み中で、大学自体も閉まってたので、街で会えるまで常にワインボトルを持ち運んでくれてたのかな??

重かっただろうに・・・


世界で唯一無二のワイン。今までみたいにお気楽にがぶがぶ飲めんくなった・・・(注:正確には「飲めなくなった」です)

カーロイおじさん、ありがとうございます!
今年ワインを造るときは必ず手伝いますので、是非とも声を掛けてください!

2013年3月2日土曜日

がんばれ!!

昨日の授業、とても興味深かったので・・・

生徒が某国に留学していた時の、繁華街での経験。

・・・・ここには沢山の人が集まるので、通りを歩く時はよく肩がぶつかったりするが、この国の人は誰も謝ろうとしない。自国ではぶつかった方は謝るのが当たり前なので、ぶつかられた時に謝りの言葉がない事が腹立たしく感じた。

滞在後暫くしてわかった事は、ここには人が沢山来るので、ぶつかっても仕方が無い、だからぶつかっても謝る必要もないという論法で、この国の人たちは皆、これを当たり前の出来事として捕らえているという事。
それを理解してからは、ぶつかった時に謝られなくても気にならなくなった・・・・

cross-cultural understanding

やはり俺にとって「教育」は「共育」、実際、生徒から毎回いろんな事を教わっている。


ここからは少し個人的に・・・

Ramóna
Good luck, and enjoy!
明日は頑張れ! そして楽しんで!!

2013年3月1日金曜日

bunraku

「ヨーロッパ」と「文楽」

なんとも奇妙な取り合わせだが、もし俺がハンガリーに来てなかったら文楽を知ろうとも見ようとも思わなかったはず。

What's bunraku?
先日の授業での生徒からの質問。

俺の回答
It's traditional Japanese puppet show!

日本の伝統文化をこれだけで済ましていいものか??
そういった反省のもと、今日はWikipediaを斜め読みし、Youtubeで「義経千本桜」を見てた。

印象に残ったのは、
人形の名前で「剣菱」というのは立役者のこと。
印象に残った理由は書かなくてもわかるよね。。灘の剣菱!

義経千本桜では、
人形を観るべきなのか、人形遣いを見るべきなのか・・・とかく目移りしてしまう。
語り部(太夫というらしい)の声のトーン、高い声だなあ、と感心。
三味線はとても上手。
Wikipedia曰く、太夫・三味線・人形遣いを「三業」といい三位一体の演芸、とのこと。

ん?三位一体??

はい、ここで繋がった!

キリスト教で三位一体とは、父(神)と子(キリスト)と聖霊は、一つの神が三つの姿となって現れたものであるという考え方のこと。
三位一体の像はヨーロッパのそこかしこで見ることが出来る。

なので、「ヨーロッパ」と「文楽」は然るべき組み合わせなのだ!

・・・というオチでいいのかな?

文楽に詳しいMaikoさん、これを見てたらご指南ください(汗;;)