2013年2月28日木曜日

It suits you!

今日は今年から西ハンガリー大学で取り組むLinga Klubの初日。
これから数週間に渡り、西ハンガリー大学メインビルディングにて毎週水曜日にマルチリンガルをテーマとした発表が行われる。

俺のプレゼンは来週だが、今日は言語学部長Victoriaの好意で、会場の設備や雰囲気を見せてもらえた。
マスコミ向けのインタビューやPR等、多忙な合間を縫って、Vikiには今年就任した新学長や、このプロジェクトの推進元であるキャリア室長を紹介してもらったり、次週に向けての短い打ち合わせをしたりと、お世話になった。感謝!
今日は授業があるので、途中退席となったのは残念。
来週以降のプログラムを見るとドイツ語の他に英語でのプレゼンの日もあるので、生徒達と一緒に聴講してもいいかも。

別館での授業が終わり、受付にプロジェクタのリモコンを返す時、受付のNoraにスーツ姿を褒められた!普段はジーンズなので、スーツ姿が珍しかったみたい。
ハンガリー語だけど、褒められた時は不思議とわかるんだなあ(笑)


To all my students!
I'll introduce about Japan next Wednesday(from 15:00) at West Hungary university.
This is one of Lingua Klub program.
Lingua Klub program will be  organised  in the main building (Liszt Ferenc str. 42.) in the Carriere Center,  
You can find the center on the  left side from the reception.
If you have a time and feel like it, please come here.

This is schedule.


Thanks!

2013年2月27日水曜日

bubble pack

Hi, everyone!

Thank you for your information!
I found a store dealing with shipping goods.
It's a webshop at Budapest, and I ordered immediately.

Prices
are as follows.

10 boxes carton box --> 1651Ft
6 pieces packing tape --> 1162Ft
bubble pack: --> 1651Ft
shipping charges --> 2500Ft
total -->6964Ft

I don't know it's expensive or reasonable.... I think (maybe) reasonable.

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昨日情報をくれたみんな、ありがとう!

ワインボトル専用の箱は継続して探しているところだけど、ダンボールとガムテープとプチプチ(空気の入ったビニールで出来たクッション材)を扱っている店舗を見つけた。












サイトの名前は「irodaszerplaza」英語に翻訳すると「office plaza」、店の場所はBudapest。


早速、注文。

価格は以下の通り。


ダンボール→30.5cm×21.5cm×33cm 箱10箱:1651Ft
ガムテープ→50mm×60m 6個:1162Ft
プチプチ→1m×10m :1651Ft
配送料金:2500Ft
合計:6964Ft(日本円で約3000円)

ちなみに各商品の名前は以下の通りです。


ダンボール:Kartondoboz [carton]

ガムテープ→Csomagolószalag [packaging Tape]
プチプチ→Légpárnás fólia [bubble pack]


着払いで申し込んだが、商品は無事に配達されるかどうか・・・乞うご期待!



あっ、ハンガリーでダンボール箱が欲しい方がおられたら、「irodaszerplaza」でググればヒットすると思うよ。



2013年2月26日火曜日

Wanted!



Hol tudok vásárolni ezt a terméket Győrben?


Azt akarom, hogy küldjön egy kis bort Japánban.
De nem találom ezt az elemet.

Ha tudja, kérjük, adja meg Facebook üzenetet!


köszönöm szépen!!

2013年2月25日月曜日

Maximilian

以前、UNICUMという薬草酒を紹介したが、左の写真はUNICUMの製造元であるZwack社オリジナルのスピリット。
名前はMaximilian。

UNICUMほどの癖は無く、アルコール度数も33%とブランデーの類としては低め。世界三大貴腐ワインの一つとして有名なTokaji(トカイ)のフルミント葡萄を原料として作られている。

オーク樽で熟成させるため、色は薄い琥珀色。

香りは・・・なんと表現したらいいのか、エキゾチックな中に蜂蜜の甘い香りが見え隠れするような感じ。

がっつりと飲む酒ではないが、寝る前のまったりとした時間のナイトキャップとしてはUNICUMと並んで最適。
味もお勧めだが、ボトルの形状もやわらかくやさしい感じ。ボトル自体にそこそこの重量もあるので、飲み終えた後はBookend代わりに使うことをお勧めします!

2013年2月24日日曜日

Gustav Klimt

今期から初級・中級クラスの日本語の授業にハンガリー語のテキストを取り入れ、ハンガリー語を日本語に翻訳することで、語彙を増やす練習を始めている。
これは、前期の授業終了時のアンケートで、英語での説明がわからないという、生徒からの意見があったため、彼らの母語であるハンガリー語から日本語へ直接翻訳することで、間に英語を入れなくするのが目的。
例えば、「Ő orvos.」という文とそれに対応した絵を見せて、「彼は医者です」と翻訳し口頭練習をするような感じ。

この練習の時、「Ő festő.」という文があり( festőは画家という意味)、その際知っている画家の名前をみんなに聞いてみたのだが、以外とクリムトの名は挙がらなかった。実は俺もつい最近知ったのだが・・・

以前、ウィーンのシェーンブルン宮殿に行った時、左の絵が書かれたパンフレットやお土産が宮殿内のスーベニアショップにあった。
なんとなく、ジュリー(沢田研二・・わからんやろなあ)に似た、男とも女ともつかない絵で妙に印象に残ってたが、ある日全く関係のないサイトでこの絵を見て、クリムトという画家を知った。
フルネームはグスタフ・クリムト(Gustav Klimt)、1860年代に生まれた、オーストリア=ハンガリー帝国の画家。
そう、過去はオーストリアとハンガリーは同じ国だった。
ハンガリーの独立に尽力したのが、この時代のオーストリアの皇后、エルジェーベト、通称シシィ。シシィのことも興味深いので、また次回触れるとして・・・

左の絵は「ユディト」。ウィーンのベルヴェデーレ宮殿に展示されているらしい。あまり絵画に興味はないが、この絵は是非とも見てみたい。

2013年2月23日土曜日

I'm stuffed!

久々に米を炊いたけど、炊く量を間違えた。

「これ以上食べられないぜ!!」っという幸せな気分の真只中です^^

2013年2月22日金曜日

Budweiser

ここハンガリーではいろいろな種類のビールが売られている中で、日本では見慣れないデザインのバドワイザーが。

ヨーロッパではデザインも変わるのか・・・単純にそう思いながら飲んでたのだが、よくよくラベルを見ると。 「Czech Imported Lager」の文字が!

ん??バドワイザーってアメリカ産とばかり思ってたが??

ネットで調べてみると、チェコのアメリカの間でバドワイザーという商標に関して紛争があり、最終的にアメリカが商標権をゲットしたみたい。

にも関わらず、このチェコ産の缶ビールには「BUDWEISER」」の文字が!!
しかも、缶の上部にはご丁寧に「ORIGINAL」の記載。

ここまで堂々と書いてる、ビール大国チェコに乾杯!

2013年2月21日木曜日

palacsinta

palacsinta(パラチンタ)とは、薄く焼いたクレープ状のパンケーキでジャムやクリーム等を巻いたハンガリーのお菓子。
包むものは何でもよく、肉を包んで主食とするときもあるらしい。

これは生徒からのいただきもの。
中にはバナナクリームが入っており、冷やして食べると美味な一品。

Köszönöm szépen!
This is today's main dish for me :D

2013年2月20日水曜日

Merry Christmas in February

Belated Merry Christmas and Happy New Year!


And Thank you for the present you gave me.


I'm very happy!!




2013年2月19日火曜日

oiled sardine

みなさま、オイルサーディンを温める時はお気をつけあれ!
IHヒーターで缶ごと温める時は、アルミホイルで包んでやるべし。
勿論、缶は開けた状態で。

油断してると鰯が破裂して半径1m内に油が飛び散ります。

2013年2月18日月曜日

short or tall?

ハンガリーでコーヒーと言えばエスプレッソが主流。
喫茶店で「caffe」というと、ほとんどの場合、エスプレッソが出てくる。
他の種類のものが飲みたいのであれば、シンプルに「Caffe Latte, please」、「Cappuccino, please」でいいのだが、(我々日本人にとって)普通のコーヒーを頼むときはどうするか・・・

以下は前に行ったレストランで・・・
「Can I have a coffee, please.」
「short or tall?」
「tall, please!」

で、出てきたのが普通のコーヒー。

ここから想像するに、
「Short coffee, please」

の場合は、エスプレッソが出てくる気がするのだが、いかがなものか?
次にレストランに行った時に試してみよ!

ちなみにハンガリー語でコーヒーは「kávé」(カーヴィ)です。

2013年2月17日日曜日

2013年2月16日土曜日

APEH_Part2

滞在証明書の手続の際、不要な収入印紙を買わされて、払い戻しの手続をしたんだけど、未だに払い戻しされない。

この件、俺だけでなく、Gerryにもいろいろ掛け合ってもらって、最終的に税務署手続も終わったはずで、後は書留が送られてくるのを待っていたのだが、全く音沙汰無し。

仏の顔も4ヶ月まで!ここは怠慢なお役所に一言物申す勢いで書類持参で税務署に。

で、まずは受付。相変わらず英語は通じないので、書類を見せたりしてたら、後ろに並んでたおばあさん、英語が話せて、通訳してくれた。

このおばあさん、とても親切で、俺の手続の順番まで待ってくれ、一緒に説明してくれた。
結局もう一通書類を書かされ、あと一ヶ月で払い戻されるとのことだったが、おばあさんも手続きをしてくれたお役所員も親切で、一言物申すこともなく、逆に感謝して帰ってきた次第。

やっぱり人間同士の対応はこうでなければ!

Budapestの地下鉄改札前で威圧的に検札している(一部の)車掌諸君も見習いたまえ!

2013年2月15日金曜日

永遠の仔

GiraffeとMole・・・

いつ読んだのか、話の内容も正確に覚えてないけど、強烈な印象が残る作品。
確かドラマでもやっていたと思うが、これを見たのかどうかも不確か。
なんで思い出したんだろ。。

永遠の仔(天童荒太著)

人間の記憶のメカニズムってどうなってるんだろうな。不思議だ!


2013年2月14日木曜日

Sweets

カフェの前でストロベリーケーキを発見!

普段は甘いもの(スィーツとは言いにくい・・)に惹かれることはないのだが、今日はなぜか魅力的に見える。
疲れてるのかなあ。。

写真を撮りながら、しばし心の中で検討。
食べるべきか。でもここはオープンカフェ、一人でイチゴケーキはきびしいやろ・・・。


逡巡しながら2.3歩行った時、前から「こんにちは」の声が!
見ると前にはViktoria、しかも友達と一緒!
え~~~っ、もしかして、大の大人がショーウィンドウの前で悩んでる姿を見てたん?
「よお!」っといってそそくさと退散。

あとから考えれば、Vikiと一緒にカフェに入れば一件落着だったんじゃね??
Viki、次は一緒に行こうな!

2013年2月13日水曜日

shake hands

日本には「Gaba」という英会話スクールがある。

Gabaが行っているサービスの一つに「シチュエーション別英会話」という動画配信サービスがある。
ここでは英会話もそうだが、海外、主に欧米でのいろいろな習慣についても教えてくれる。

例えば、初めてあった時の自己紹介では、日本でのお辞儀の代わりに握手をする。
ここまでは、みんな想像がつくと思うが、この次の情報が面白いと思ったところ。
日本人は握手に慣れていないのか、握る力が弱く、するっと抜けていくような感じになることが多いそうだ。
力比べをする必要はないが、相手にエネルギーを伝える程度には握ったほうがよいとのこと。

まあ、これは、段々親しくなると自然にそうなるものなのだが、そんなに意識していなかったのも事実。

ヨーロッパでも握手で挨拶が始まる。
大学のそこここで友だち同士があった時には握手で挨拶をしているし、これは見てて微笑ましい。
いい習慣だと思う。

で、本題!
ハンガリーのみんなも、日本の習慣に興味があるんじゃなかろうか??
クリスマスの時期には、「日本でもクリスマスはあるのか?」という事を良く聞かれたし・・・。
こういった点も意識的に伝えるようにしよう。

上級者には、諺紹介も面白いかも。
例えば、「男子厨房に入るべからず」
でもこれは、今では死語だろうな。実際、若手の中には女子力の高い子がうようよいるし。。

ちなみに、Gabaの動画に興味がある人は、「gaba g style english~シチュエーション別英会話」でググればHitするので、どうぞ!

2013年2月12日火曜日

Kürtős

Kürtős(クルトシュ)というハンガリーの焼き菓子。
意味は「煙突」。丸く太い棒に、生地を巻きつけて、くるくる回しながら焼いていく。
形はさながら大きな竹輪。

今回買ったクルトシュはもっちりして食べ応え有り。店によってはもう少し薄いのもある。
甘すぎないので、食べやすい。

クリスマスマーケットの屋台でも売られているが、ここGyőrでは、パン屋でも売られている。

ランゴッシュとともにお勧めの一品です。

2013年2月11日月曜日

return to Győr

研修帰り、BudapestからGyőr行きの電車の中。
向かいに座った大学生らしき2人連れ、ちらちらと俺の胸元を見てくすくす笑ってる。
目線が気になり、自分の胸元を見てみると・・・

なんてことはない、研修時にぶら下げてた名札をずーっとつけたままだった・・・(汗)

久々に、前職で新入社員の導入研修を実施していた時のことを思い出した。

新入社員には、社員証の取扱に注意するよう言っていた本人が、研修の帰りには、社員証は首からぶら下げたまま、名札はつけたまま電車に乗っていた。しかも結構、頻繁に・・・

2年以上前の話なので、もう時効ということでいいよね。。


2013年2月10日日曜日

seminar in Budapest

「中東欧日本語教育研修会2013」 
これが今回のセミナーの正式名称。
10カ国余りの日本語教師がブダペストに集まり、それぞれの国での活動を共有化する研修。
国際交流基金の皆様、主催お疲れ様です。

今回のテーマは「日本語教育における異文化間コミュニケーション能力を育てるための活動と評価」

自分自身はGyőrでは孤軍奮闘なので、いろいろな先生がたの体験談を聞けるのはいい機会。
セミナーは明日の午前中まで続く。

昼食時に食卓にワインが並ぶことも立派な異文化体験と受け止め、ありがたくいただきました(笑)

研修後の懇親会ではスロヴァキアの先生がたと同席。
みなさん、日本に来た事はなく自国で日本語を学んだだけとのことだったが、流暢な日本語で感心させられる。

大学時代から日本語を学んだとのこと、これを聞くと臨界期仮説が本当に存在するのか・・・という思いにかられる。

写真は帰り道にあるとある教会。Assisi Szent Ferenc Plébánia Templomというらしい。
昼から振り出した粉雪が、夜には約5cmの積雪となった。

2013年2月9日土曜日

2Stay 6242Yen

今日はセーチェニー大学で初級クラスと中級クラスの授業。
セーチェニーでの授業は今日が今期初めてとなる。
ここでは、各先生が自分が使用する教室の鍵を管理しており、教室を使う時に自らが鍵を開けて使用するシステム。教室を開けるまでは生徒は教室の外で待ちぼうけとなる。
なので、セーチェニーでの授業の時は30分程早めに行って、教室を開けることにしている。

で、今期のD304号教室に新たな変化が2つ。
まず黒板が新しくなった!
今までは小さい黒板が一つだったのだが、今期からは3面の黒板に。
ちなみに白板ではなく、黒板。今だにチョーク健在なのが面白い。
もう一つの改善として、プロジェクター。今までは教室の後ろに投影していたのだが、今期からは前に映せるように変わってた。
これで、前と後ろを行ったり来たりせずに済む。2点ともありがたい改善でテンション上がった!!

授業終了後は土曜日からの国際交流基金主催の研修参加のため、ブダペストに移動。
ジュールの駅でいつものようにRailjet(特急)の切符を買おうとしたら、まさかの満席との事。
しかたなく普通電車で2時間の旅。

ホテルは研修会場の近くの「Hotel Swing」
2連泊で6343円也。安いでしょ。

歴史を感じる年代もののホテル。
まあまあ、1泊3171.5円。こんなもんでしょ。
しかあし!部屋はむっちゃ広い!!
シングルを頼んだのに、部屋には3つのベッド、天井は5メートルほどありそう。
ホテルの目の前はトラムの駅になっているが、窓が二重となっているので騒音はそれほど気にはならない。



おもしろいのは、壁に直接埋め込んだセーフティボックス。
これ、周りは鉄で出来ており、部屋の鍵とともに渡された、これまた年代ものの鍵で開け閉めするもの。
このホテル、創業何年なんだろ・・・

でもまあ、ネットもフリーだし、明日は懇親会もあり、ホテルには寝に帰るだけなので、コスパを考えると何の問題もない。

願わくば明日のシャワーの湯量と朝食が並でありますように!



2013年2月8日金曜日

I hate cooking!!!

ステーキ肉に塩コショウして焼いた。
味は・・・普通に不味かった。


なんで?????


ここまでくると、これは一種の才能かも!


カーロイおじさんにもらったワイン

これはおいしかった!!

2013年2月7日木曜日

JLPT

本日は市民講座の上級クラスと大学の上級クラスの授業。
上級クラスは2回ともメンバーは固定。
流石にいきなり上級クラスから始めようという生徒はいないか。。。

ここで朗報!
市民講座を受講している生徒が、昨年末の日本語能力試験(Japanese-Language Proficiency Test)N4レベルを受験したのだが、見事合格!!!
昨年の試験終了時の彼女の感想として、「時間が足りなかった、緊張しすぎた、知らない言葉がたくさんあった・・・」とのことだったので、心配していたが・・・良かった!

この試験、年2回実施される国と、年1回実施される国があり、ハンガリーでは今のところ年1回実施となっている。
試験慣れという意味では、チャレンジ機会が少ない分、厳しい環境であり、却って緊張もするだろう。(日本語教育能力検定試験と同じような感じだろうな・・)
その中できっちり合格してきた生徒には頭が下がる。
おめでとう!!

この子は今年N3合格を目指す。同じクラスの生徒も今年この試験にTryするとの事。
こういった試験合格を目標とするのも、モチベーションを保つ良い方法!
出来る限りのバックアップをして行こうと思う。

たいした力にはなれそうもないが、応援なら出来るしな!!

2013年2月6日水曜日

Lingua club

今日は11時から学部長との打ち合わせ。
内容は3月に実施する日本紹介プレゼンテーションの件と情報共有。
プレゼンは9月に実施した内容と同じものをメインビルディングでも実施するというもの。
西ハンガリー大学では今期、「Lingua club」というプロジェクトに取り組み、日本紹介はこのプロジェクトの一環となる。

「Lingua club」のキーワードとしては、
multilingual
・Language+option
・help together
言語を理解する、使う、学生同士は助け合う、教師はバックアップする、といった考え方。

その他情報共有で打ち合わせは終了。

本日の授業は中級クラス。ここにも今回新たに受講する2名が来ていたが、初級とのことで月曜日に回ってもらった。
このクラスには、以前日本語クラスを受講していたが少しブランクのある学生が今期から参加。
ここは全員で9名。これくらいの人数が細かく見るには限度かも。。。

2013年2月5日火曜日

The beginning of the second semester!

2月4日(月)、2学期の始まり。
今日は西ハンガリー大学の学生に対する講座と、市民講座。
大学のシステムが良くわかっていないので、その日になるまで何人くるのかわからないのが難点。
ここは、来るものは拒まず、去るものは追わずのスタンスで。
で、蓋を開けてみると・・・
西ハンガリー大学の学生で、新たに本日からの参加者は10名。
前期からのメンバが全員継続した場合、月曜日の大学生は40名弱となり、語学教室として多すぎる人数。
しかも、前期から継続している学生と今期からの学生が混在となり、どのレベルに基準を置いていいのか・・・難しい。
本来なら少人数制クラスを複数作るのが一番なんだけど・・・
前期から全員が継続するわけでもないと思うので、その時々で学生と相談しながら臨機応変にやっていこうと思う。

2013年2月4日月曜日

Review_Pannonhalma

■2013年1月29日(火)Pannnonhalma【パンノンハルマ】


Győrからパンノンハルマのベネディクト会大修道院への日帰り小旅行。
10時15分発のバスに乗り、約40分で到着。
ここは、996年にハンガリー初のベネディクト会修道院として、ゲーザ大公(Géza)によって創設されたもので、「千年の歴史をもつベネディクト会大修道院」として世界遺産となったところ。

日本語の市民講座の生徒であるKatalinがここのガイドをしており、シーズンオフではあるが、予め案内をお願いしていたところであり、本日の観光客は我々のみ。




修道院は「聖マルティヌスの丘」と呼ばれる282mの丘の上にあり、眼下にパンノンハルマの村を一望できる。
このあたりには山はないので、この丘からは360度の景色が見渡せる。但し、その分風はきつい。










修道院内には複数の建物があり、その間は渡り廊下でつながれている。
ここの壁の色もテレジア・イエローに似た感じ。
時代的にはパンノンハルマのほうがマリア・テレジアの時代より古いので、元祖はこっち?もしくは改装時にテレジア・イエローを真似たのか、はたまた偶然か??
次の授業でKatalinに確認してみよう。
ちなみにここは、ここで勉強する学生達の寮になっている。この日は休みで学生達も里帰り中。




修道院入り口には、上部に孔雀、下部には動物の彫刻がある。孔雀は平和のシンボルとのこと。
この修道院に入る最初の門にはPAXという平和を意味するプレートが飾られている。

聖堂(教会)南側の扉。柱は13世紀に作られたもの。この聖堂の中は修復や改装が実施されており、協会内部の椅子は昨年作り変えられたとのことで、非常に新しい。
手を加えるのがいいのか、当時のまま保持するのが良いのかは意見が分かれるところ。
教会内部のステンドグラス。
この絵は、ハンガリー初代国王の聖イシュトヴァーンが守護聖人であるマリアに王冠を捧げるところ。
聖イシュトヴァーンとは、過去に石打の刑で殉教したキリスト教徒の名前で、ハンガリー国王はこの名前を洗礼名として授けられた。 

これは、回廊の上部に残されたもの。
回廊の出来た年を示している。

さて、何年??

1●86年。
●にはある数字が入る。

さあ、よく考えてみよう!





最後にパンノンハルマの蔵書を集めた図書館に。パンノンハルマには36万冊余りの蔵書が置かれている。

壁一面の本が並ぶ形態は圧巻。この本は単なる飾りではなく、修道士や学生達がこの本で勉強しているらしい。

またこの部屋、昔は明かりがなかったため、建物の横に明り採りの窓を開け、本には直射日光が当たらないような工夫が設けられている、




この部屋で、ガイドツアーは終了。
その後、ここで作られているラベンダー入りの石鹸や薬草酒を購入して、パンノンハルマを後に。
バスを待つ間、麓のレストランでハンバーガーとビールの昼食。

ここは、6月にはラベンダーが咲き誇るらしく、その季節には学生と一緒に来る約束をしているところ。
日本からの観光ではなかなか足を運びにくいかもしれないが、ブダペストからの日帰りも可能なので、Győr観光と兼ねて来るのであればご案内します。

2013年2月3日日曜日

Review_Vienna

■2013年1月25日(金)Vienna【ウィーン】

プラハ本駅(Praha hl.n)10:39発ウィーンマイドリング(Wien-Meidling)15;24着の直通電車で移動。
一人当たりの運賃は1172CZK(45.6EUR)=5760円
ブダペストからの車両と同じ6人掛けのコンパートメント。座席指定をしていた3席以外は自由に座れ、乗客が入れ替わり座っていたが、途中からは貸切状態となる。
到着後、ホテルのあるRobauer lande駅まで地下鉄で移動、今日のホテルは駅から至近距離のドルチェマイスター(Deutschmeister, Vienna)。
初めての街で宿を押さえるには、駅近のほうがわかりやすいしいいかも。
ホテルから街の中心まで歩き出すも結局道に迷い、途中から地下鉄でシュテファンシュプラッツ駅(Stephansplatz)に移動。


駅の階段を上がれば目に飛び込むのが、シュテファン大聖堂(Stephansdom)。
ウィーン歴史地区の中心に当たるところ。
この聖堂、高さは107mあり、ドイツのウルム大聖堂、ケルン大聖堂についで世界3番目の高さを誇る。








内部は豪華絢爛というイメージではなく、どちらかといえば抑えた色調。

地下にはカタコンベと呼ばれる地下室があり、ここには1679年のペスト蔓延時に死んだ約2000体の遺骨とハプスブルク家の内臓が保管されている。ガイドツアーもあるようだが、あまり見たくない光景かも。







シュテファン大聖堂の屋根はモザイク模様。
南塔を300段上れば眼下に見えるらしいが、下からでも十分印象的。
夜は^白くライトアップされている。
ここからケルントナー通り(Kärntner Str.)を南に歩く。
歩行者天国になっており、人通りも多い。







オペラハウス。
正式には、ウィーン国立歌劇場(State Opera House)
シュテファン大聖堂からぶらぶらと歩いて15分くらいの距離。









ホテルザッハ
写真をクリックして拡大するとホテル名が見えると思うが、スペルは「Hotel Sacher」。
英語読みではホテルサッチャーとしか読めない。
ここでザッハトルテを食べたいと言っていたのだが、どうやら目の前を通り過ぎていたようだ。
写真を見て初めて気づいた次第。






この後、適当に見つけたレストランで食事。
ビール+定番のウィナーシュニッツェル(Wiener Schnitzel:子牛のカツレツ)と、ターフェルシュピッツ(Tafelspitz:ブイヨンで茹でた肉)ともう一品。この食事も大当たり!


■2013年1月26日(土)Vienna【ウィーン】


この日は地下鉄(Uバーン)を乗り継ぎ、シェーンブルン宮殿へ。最寄駅はU4のSchönbrunn。
ここから徒歩10分くらいで正門に着く。

ハブスブルグ王朝の歴代の君主が使用した宮殿であり、部屋数1441室という広大な宮殿。






外壁の色は黄色で統一されている。外壁に金を塗ろうとしていたのを、マリア・テレジアが財政状況を考え黄色に変更したもので、テレジア・イエローと呼ばれている。
マリア・テレジアの娘がマリー・アントワネット。同時代(1762年)に6歳のモーツァルトが宮殿に招待されている。
また、1805年にはナポレオンがここを司令部として使用し、滞在していた。




内部の見学ツアーとして、1441室のうち27室が見学できるインペリアルツアーと、40室の見学ができるグランドツアーの二種類がある。
見学時の時代としては、1800年半ばから1900年前半。
オーストリア帝国(オーストリア・ハンガリー帝国)の皇帝であるフランツ・ヨーゼフ1世と皇后エリーザベトが使用していた部屋が主に公開されている。
フランツ・ヨーゼフ1世は勤勉且つ質実な方で、生涯のほとんどを執務室で過ごしたらしい。
反して皇后エリーザベト(愛称はシシー(Sissi))は、美貌の持ち主ではあったが、浪費家、我儘で公務はほとんどせず、療養と生じて旅に明け暮れていたようだ。
唯一ハンガリーの統治には尽力したらしく、独立国家としての礎を築いた人物として、ハンガリー人には慕われている。
ここは見る価値あり!時間はかかるが40室の見学をお勧めする。予めハブスブルグ家について調べていくと、尚一層良い。


リング内に戻るため、カールスプラッツ駅(Karlsplatz)まで地下鉄で移動。
オーストリアの地下鉄はUバーン(ウーバーン)と呼ばれており、現在5路線(U1~U4、U6)が開通している。
ハンガリーのメトロと違って、カラフルな色使いで小奇麗な車両。









車両によって、駅に到着時、扉のボタンを押すと自動的に開くものと、手動であけるタイプの2つが混在する。
切符の種類は、24時間、48時間、72時間有効チケットやその他いろいろな用途のチケットがある。
今回使用したのは、あまり知られていないが、平日の朝8時から20時まで使用できるショッピングチケット。
その他、犬を連れて乗り込むときは、子供用チケットが必要。(逆に言えば犬の乗車もOK)




Karlsplatz駅近くのスーパー散策後、缶ビール片手にホーフブルク宮殿まで歩く。
ハプスブルク家がこの地の王として君臨したのは約650年間にも渡り、その間の居城となった宮殿
ハプスブルク家の栄華の跡でもあるが、それだけに政略結婚や暗殺といった形で末期を迎えた者も少なくない。

写真は新宮殿。
これは旧宮殿。
現在、この敷地には、博物館、国立図書館、オーストリア連邦大統領公邸等がある。
また、シシーのシルバーコレクションを展示したSISI MUSEUMもある。
中央の広場には数台の馬車が止まっており、敷地内を馬車で回ることも可能。

この後、ファストフード店で軽食。
海老とホタテのトマトソース煮込、魚フライサンドイッチ+ビール。美味。






この頃から空は薄日が指して穏やかな風景に。
但し、気温は低い。

食事の後は、グラーベン通りにある三位一体記念碑へ。
これは、1670年代にウィーンに蔓延した、ペストの終息を記念して建てられたもの。

三位一体とは、キリスト教における中心的な教えで、父親と子供と聖霊は、神が三つの姿となった現れたものという考え方。
ここから転じて、「三つが一つの側面を表す」「三つが密接に結びつく」「三者が心を合わせて一つになるという意味でも使われる。








この三位一体像は「天」「地」「地獄」を三位一体として表している。
右の写真は、像の下部にある彫刻で、ペストの化身である悪魔を天使が滅ぼしている様を描いている。
グラーベン通りの様子。
通り自体の幅が広く、車の乗り入れはない。
これと交差するケルントナー通りも同様の光景。
リングと呼ばれる中心地が、グラーベン通りとケルントナー通りで4つに分割されていると考えれば理解しやすいかも。


ペーター教会(St.Peter's church)
シュテファン寺院から歩いて数分のところにある、外見はこじんまりした教会。
教会の内装が豪華で、運がよければパイプオルガンの音も聞ける。











天井には明かり取りの窓とフレスコ画が描かれている。
歩きつかれた時は、祈りをささげる風体で椅子に座ってみるのも良いかも。
勿論、ミサが行われている以外の時に。


昼の聖シュテファン大聖堂の風景。
冬の晴れた日の空の色は少し薄い水色。
季節が進むとこの色が深く、濃くなる。










大聖堂内部。
採光が良いのか、自然の光のみで結構明るい。
床の所々に金網が貼っており、そこから暖かい風が流れてくる。
さりげない暖房設備か・・・。
大聖堂の幾何学模様の天井。
ステンドグラスは質素な感じ、というか単なる明り採り用の窓??
ここから地下鉄で、マリア・テレジア像を経て、オーストリア共和国の国会議事堂へ。

民主主義の起源とされるギリシャのパルティノン神殿を模倣した建物。
建物前には、英知と武勇のギリシア女神である、アテネ神の彫像がある。
5分ほど歩き、市庁舎(ウィーン市役所)へ。
市庁舎前にはアイススケートリンクが設置されており、地元の方が大勢滑っていた。
ここのリンクは一方通行周回道路のような作りで、そこをくるくる回るような感じ。
途中でこけたら交通渋滞になりそうだが、このシステム、なかなかうまくいってるみたい。


スケートリンク会場にはドリンクバーやファストフードの屋台があり、この店では薬草酒であるイエガーマイスターも売られていた。(写真手前のボトルの絵がそれ)
ヨーロッパではアルコール類も普通に屋台で売られている。ちなみにヨーロッパではアルコールや煙草は18歳から解禁。








この後は、ホテルに預けていた荷物を取り、Győrまで帰宅。

東欧を回る旅はこれで終了。
最初は冬の旅行は寒くてきついかと思っていたが、防寒対策をしっかりしていれば問題無し。
観光客も空くない事から、各名所をゆっくり見ることができ、却って景色を堪能できたかも。
次の冬は北欧にオーロラを見に行ってみようかな。度数高めのバーボン持参で!

2013年2月2日土曜日

Review_Prague

■2013年1月23日(水)Prague【プラハ】

ジュール(Győr)からプラハ(Praha)までは、一旦ブダペストまで出て、そこからプラハ本駅(Praha hl.n)までの電車を利用。ブダペスト09:25発プラハ16:21着、約7時間の移動となる。
料金は1人当たり8410Ft(3364円)
鉄道利用には、ヨーロピアンイーストパスという、東欧5カ国に乗り放題のパスがあるが、よほどの長距離を乗らない限り現地購入のほうが安くなる。

電車は6人一室のコンパートメント。
3列シートの向かい合わせで荷物置き場も2段あり、プライベート空間的な感じ。
これもシーズンオフならではの特権か、1部屋を貸切状態でプラハまで移動できたので、7時間の移動も苦痛ではなかった。
シャンゲン協定によりヨーロッパでは国境検査無しで国境を越えることが出来るため、基本パスポート提示の必要はない。
が、ブダペスト~プラハの場合、ハンガリー、スロバキア、チェコと3カ国を跨るため、その国に入る都度車掌がチケット検査に来る。



プラハ本駅に到着後、ヴァーツラフ広場の近くにある「Hotel Liberty」にチェックイン。
写真はヴァーツラフ広場からチェコ国立博物館を向いたところ。ここは新市街にある随一の繁華街。プラハ中心部は狭い事から、ここでの観光手段は徒歩で。
まずはホテルのあるナ・プシーコピェ通り沿いにあるレストランでチェコビール(スタロプラメン:Staropramen)と肉系料理で腹ごしらえ。食事、ビールとも申し分無し。席も満席状態で地元でも人気のあるレストランみたい。



食事の後は、ナ・プシーコピェ通りの先にある火薬塔まで歩く。
もともとは旧市街の門のひとつであったが、17世紀に火薬庫として使用されたことから、火薬塔(火薬門:Prašná brána)と呼ばれるようになったところ。現在の塔は19世紀に立て直されたもの。
プラハにはこういった門が点在しており、いづれも重厚な趣を醸し出している。



火薬門の隣は市民会館。
ここには元々歴代の王宮があったが、17世紀の大火災により焼け落ち、その後1912年に現在のアールヌーボウ様式の建物が完成した。
ここでは連日コンサートが行われている。

その後はヴァーツラフ広場で「COLUMBUS」というラム酒を購入後ホテルへ。
後で調べてみると、このラム酒、ドミニカ共和国産の7年物だが、大当たりの一品。
アルコール度数は37.5度とウィスキーよりは低めだが香りと後味が良い。


■2013年1月24日(木)Prague【プラハ】


ホテルを出発後、旧市街広場を抜けてカレル橋へ。カレル橋はヴルタヴァ川に架かるプラハで最も古い石橋で、1357年にカレル1世の命により60年の歳月をかけて完成したもの。
橋の両側には30体のキリスト教の聖人たちの像が設置されている。
但し、今回は全部で27体で、2体は写真の写った看板のみ、あと一体は台座のみであった。修復中かなにか??


カトリックの聖人であるヤン・ネボムツキー聖人像。台座の二箇所が光っているのは、このレリーフに触れると幸運が訪れるといわれており、たくさんの人が触ることからそこだけが、光っている。
観光シーズンでは、この台座に触ろうとする人が列をなし、カレル橋自体がごった返すらしいが、今の季節は余裕で触れる。
この季節の観光、以外といいかも!






これはフランシスコ・ザビエル像。東洋への伝道に尽力したということから、インド人、黒人、日本人、カタール人によって担がれている。
写真では見えにくいが、左下の丁髷に刀をつけた像が日本人。



カレル橋の両サイドにも2つの門があるが、これは、プラハ城サイドの門。
ここからは緩やかな登り坂になっており、丘を登り切ったところが、歴代王の居城となる。










プラハ城内で最も目立つ建物、聖ヴィート大聖堂。尖塔の高さは96.6m、外壁には細かい彫刻がなされている。
これは正面で、真ん中はバラ窓(ステンドグラスで作られた円形の窓)となっている。

聖ヴィート大聖堂の背面。
ここは広場になっており、この後ろには聖イジー教会がある。












聖ヴィート大聖堂内のステンドグラス。
複雑で細かい模様のステンドグラスが壁一面に張り巡らされている。












色使いによって、受ける印象も異なる。
様々なステンドグラスがそこかしこにあるので、大聖堂自体が巨大な万華鏡のようにも思える。
外の天気、光の量に伴い色合いが変化して行く様を見てみたい気持ちになる。
季節によっても見え方が異なるのかも??









天井の模様も綿密に計算された左右対称模様となっている。
恐るべき当時の建築士の能力!
   
聖ヴィート大聖堂の向かいにある、聖イジー教会。
920年に完成した、プラハ城内で最も古い建物。他の建物と違ってカラフルな色使いで、当時としては斬新だったのだろう。










プラハ城から見たプラハ市内の景色。
特徴的な赤の屋根が今は白で覆い尽くされている。












プラハ城内「黄金の小路」(「錬金術師小路」)の一画。
青い家がフランツ・カフカが執筆のために借りていた家。
とはいっても、カフカの作品読んだ事がないので、ますは「変身」でも読んでみよう。







「黄金の小路」の奥においていた大砲。
その他、ここには鎧や剣といった武器、牢獄、拷問部屋などがあり、マイナス部分も見ることが出来る。











プラハ城から旧登城道を下り、カレル橋の1本北の橋(manesuv most bridge)の近くの食堂にて小休止。
チェコビールとともにグヤーシュスープで軽食。
日が暮れてからは、旧市街広場へ。
写真はティーン教会。
ただ、この教会、どこが入り口かわかりにくい。
というか、この広場から入り口は確認できない。
どうなっているかというと・・・






教会の前面の別の建物があり、まるで教会の入り口を塞いだかのようになっている。そもそもなぜこんな綺麗な教会の前に建物を建てたのか??ネットで調べてみると、ここに来たほとんどの人が教会の入り口を探すのに苦労している。ティーン教会でググってみると、「ティーン教会 入り口」がポップアップしてくるくらい。どうやら、入り口は教会前左手にあるティーン学校を通り抜けていくらしい。

では、そもそもなぜこんな作りになったのか・・




もともとティーン教会はプロテスタントの教会だったのだが、宗教戦争によりカトリック教会に変えられたらしく、それに反発したプロテスタント系の市民が入り口に建物を建てて塞いだらしい。


左の写真は「石の鐘の家」
石製の鐘が建物の角についていることから、石の鐘の家(Dům U kamenného zvonu)と呼ばれている。今は美術館の一部として使われてるが、王家の宮殿の一部として使われていた時もある。


旧市庁舎。
ここには天文時計があり、毎時0分にカラクリ人形が動き出す仕掛け時計になっている。
実際に見てみるとあまりの短さに拍子抜けするやもしれないが、これもオフシーズンの特権で、そんなに混雑する事も無く、見ることができた。
ちなみにこの時計は15世紀頃にプラハの天文学者であるハヌシュ氏が製作したらしいが、あまりの精巧さを妬んだ誰かがハヌシュ氏の目を潰したとか・・





この後、ヴァーツラフ広場にあるイタリアンレストランで最後のチェコビールとマルゲリータ、ぺペロンチーノの夕食。

明日は朝からウィーンに移動。