2026年2月6日金曜日

Why Malaysia?

今回のTet旅行をマレーシアに決めた理由、その最たるものが「深夜特急」の1シーンにある。
「深夜特急」とは作家沢木耕太郎が自身の体験を元に綴った、バックパッカーのバイブルとも呼ばれている旅の小説のこと。
主人公である「私」が香港からロンドンまで路線バスだけを使って乗り継いでいく物語。
この小説をもとにしたドラマの1シーンに、マラッカ海峡での夕陽やペナンでの様子があり、そのシーンが印象的で、どうしてもここに行きたいという思いがずっと頭の隅にあったから。

「アパートの部屋を整理し、引き出しの中の1円硬貨までをかき集め、1500ドルのトラベラーズチェックと400ドルの現金を作ると、私は仕事を全て放擲して、旅に出た。」
なんとも旅心を揺さぶる文だ。
深夜特急というネーミングも刺さる。
「ミッドナイトエクスプレスとは・・
トルコの刑務所に入れられた外国人受刑者たちの隠語である。
脱獄することを「ミッドナイトエクスプレスに乗る」と言ったのだ・・」
旅を脱獄に例えるのは兎も角として、そういった一面があるのも旅だろうと思う。
何とも魅力的な冒頭である。

2026年2月5日木曜日

Tet 2026 planing

2026年度の旧正月休みは2月14日から22日までの9日間で、Tetは2月17日。
当初はMinhとTet明けから南北鉄道に乗りハノイからホーチミンに行こうとしていたのだが、Minhに用事が出来たので、リスケを実施。
候補は3つ。
1つ目は帰国
2つ目はラオスのビエンチャンとルアンパパーンでのんびり。
3つ目はマレーシア周遊。
長く日本食を食べていないので帰国も魅力だが、日本の冬の寒さは好きではないので却下。
2つ目のラオスはポイントが首都ビエンチャンとルアンパパーンのみであり、時間を持て余しそうなので、次の機会に回す。
という事で、Tet休暇の行き先はマレーシアに決定。
マレーシアは過去2回行ったが、1回はツアーで市中引き回し、2回目は友達のRolexの買い物に突き合わされてKLCC1泊という弾丸旅だったので、今回は行きたかった場所を余裕を持って巡ることとする。
主なポイントはクアラルンプール、マラッカ、ペナン。
ここをそれぞれ3日から4日かけて回り、総工程10泊11日の小旅行となる。
さて、行き先は決まったので、今日から予定を立てていく。
この段階で、俺の心の中でのマレーシア旅行は始まった。

2026年2月4日水曜日

12 grapes

昨日のオンライン授業でスペインに住むハンガリー人の生徒さんから聞いた話。
大晦日の風習として、日本では年越し蕎麦を食べるのが通常だが、スペインでは12粒の葡萄を食べるのだとか。。
大晦日(Nochevieja)の夜、時計台の鐘が12回鳴るのに合わせて、1粒ずつブドウを口に放り込むのが、スペイン流の年越しの儀式。
鐘が鳴り終わるまでに12粒すべて食べきると、その年は幸運に恵まれると言われているらしいのだが、一説には、アリカンテ地方でブドウが大豊作になり、余ったブドウを農家が「幸運のブドウ」として売り出したという説もある。
日本の年越し蕎麦の由来は、蕎麦は他の麺類よりも切れやすいことから「今年一年の災厄を断ち切る」という意味で、大晦日の晩の年越し前に食べるのだが、これも江戸時代の蕎麦屋のマーケティング戦略によるものかもしれないな。
土用の丑の日の鰻や、バレンタインデーのチョコレートも然り。
そういえば昔読んだマーク・トウェインの小説「トムソーヤの冒険」の中でも似たような話があった。
トムソーヤがいたずらの罰として言いつけられた長い塀のペンキ塗りをさも楽しそうにすることで、それを見ていた友達もやりたくなり、代わってくれと言い出す。
普通なら、ここで友達と代わるのだが、トムソーヤ(正確には作者のマーク・トウェイン)の賢いところは、簡単には代わらず、友達はやらせてもらう代わりに飴やリンゴをトムソーヤに差し出す。
考え方ひとつでピンチもチャンスに変わると言ったところなんだろうな。

2026年2月3日火曜日

Hue Day2

Hue、2日目。
朝食はHueの新市街と旧市街の間を流れるHuong Rever(Sông Hương)で取れたしじみを用いた名物料理であるCom Henを食す。
Comはご飯、Henはしじみ(のような貝の名前)で、直訳するとしじみご飯。
適度な量でしじみ汁もついており、二日酔いの朝には最適の朝食かも。

今日はHue市内を巡るCity tour busを利用しての観光を実施。
このバスはHueの主要な観光スポットを周遊しており、4時間・24時間・48時間の3種類のチケットがある。
4時間チケットは時間の関係上途中下車は2ヶ所のみだが、24時間チケットでは時間の許す限り乗り降り自由なので、初めてHueを訪問する人は丸1日をかけて各ポイントに立ち寄るのをお勧めする。
今回は4時間チケットを利用して、今まで行ったことのない線香村とカイディン帝廟に立ち寄った。

トゥイー・スアン線香村(Làng hương Thủy Xuân)はメインストリートの両脇に色とりどりの線香販売の店が並んだエリア。
線香作りがメインの村で、ハノイのバッチャン村やシルク村のHue版といったところ。
ここから15分ほど歩くと阮朝の第4代皇帝トゥドゥック帝のお墓兼離宮であるトゥドゥック帝廟がある。
俺は時間の関係上帝廟の中には入らず外壁沿いに一周しただけだが、トゥドゥック帝が生きた1800年代の趣きを感じることができる場所だった。

カイディン帝廟は、トゥドゥック帝廟とは打って変わりど派手な帝廟。
入り口から見上げる帝廟は圧巻で、ベトナムの寺院によくある門構え、中庭には中国の兵馬俑のような石像の官吏、文官・武官が並び、3階部分にある帝廟はタイルとガラスで飾られた派手な室内で、その中央には等身大のカイディン帝像が鎮座する。
権威をひけらかしているような印象もあるが、一見の価値はある帝廟だ。

Hue小旅行の最後の夜。
観光客用の小奇麗なレストランのHue料理が物足りなかったので、道端で地元民とともにHueの地ビールFudaで締めくくる。
リフレッシュにはいい旅だった。