2012年11月30日金曜日

Budapest紀行Part3.オペラ劇場(Magyar Állami Operaház)

英雄広場からアンドラーシ通り(Andrassy UT)を地下鉄M1に沿って歩く。
地下鉄の入り口には各々その駅名を書いた看板が出ているので、わかりやすい。
BudapestにはM1からM3といった3つの地下鉄が走っており、ドナウ川近くのデアーク広場で交差している。この通りも世界遺産に指定されているらしい。
まずは、今日のセミナー会場であるOktogon駅を目指す。
この駅から約3分ほどのところに国際j交流基金の日本文化センターがある。
ちょうど駅近くのところで、カローリ大学の若井先生家族と出会う。
俺がGyőrに到着して間もない9月に、神奈川大学の留学生を連れて、Győrに来られた先生。
相変わらず子煩悩で、この日も一家総出の様子。

国際交流基金の場所を確認後時間もあったので、近くの国立オペラ劇場に向かう。

Oktogon駅から10分もかからず、オペラハウス前に到着。
正面から見ると、建物自体はそんなに大きくは感じない。

申し込めばガイド付きで客席等の見学も出来るみたい。エントランスまでは入れそうなので、中を見たところ、入り口右手前にチケット売り場があり、何名かの方が並んでチケットを購入していた。その奥には小さな御土産物屋があったので、そこをを覗き、エントランスの様子を写真に収めて見学終了。

内部の写真を撮るには、まずはガイド付きの案内を申し込み、その上で写真を撮る権利を買わなければだめらしい。

なかなか商魂逞しいな。
でも、これって後から知ったことであり、知らなかったものだから、普通にエントランスの写真を撮ってて、特に注意もされなかったので、エントランスまではOkayなんだろう。(と都合の良い解釈をしておく)

この後はOktogonまで引き返し、研修受講となる。


2012年11月29日木曜日

Budapest紀行 Part2.英雄広場(Hősők tere)


Budapest-Keleti駅からは徒歩で市内を廻ることに。ここにはバスや路面電車や地下鉄といった移動手段があるが、今回は全て徒歩で廻る予定。
ところで、世界で初めての電車による地下鉄を作ったのが、ここBudapest。
車両はボロボロだが、予算がないので1970年当時に旧ソ連で製造された車両を未だに使っているらしい。初めて来る人は話のネタに一度は乗ってみるのもいいだろう。
結構スリリングな感じを味わえると思う。俺は以前、生徒と一緒に乗ったのでましだったが、知らずに一人で乗ると、自ずと身構えてしまうような雰囲気、とだけ言っておく。

Győrもそうだが、ここBudapestも全ての通りに名前がついており、コーナー毎に看板で明示されているので、地図を見ながら歩くのも簡単な所。但し、当然ではあるが、「地球の歩き方」等に載っているカタカナ書きの地名では、文字を比較することが出来ないので、その国々で売っている地図を購入することをお勧めする。
今回俺が持ってきたのはGyőrで買ったBudapest市内地図に行きたい所をマークしてきたもの。
例えば、「くさり橋」に行きたかったとしても、こちらの地図に「Chane Bridge」とは表記されていない。
こちらでは「Széchenyi lánchíd(セーチェニー鎖橋)」という表記になる。ねっ、日本の呼び方や英語の呼び方ではわからないでしょ。

最初の目的地は英雄広場(Hősök tere)。
Thököly通りを進み、Dózsa通りとの交差点を左に歩く。広場の手前には大きな市民公園があり、犬の散歩をさせる人で賑わっている。
Budapest-Keleti駅から30分ほどで英雄広場に到着。
ここは、ハンガリー建国1000年を記念して、1896年に造られた広場。中央に建っているのは建国千年記念碑。頂上にいるのは初代王である聖イシュトバーンの王冠を持つ大天使ガブリエル。この天使がローマ法王に対し、聖イシュトバーンに王位を授けるように告げたと言われている。


ただ、この塔の高さが35メートルもあるので、ガブリエルがどんな表情をしているのかは仰ぎ見ても見えない。
しばらく挑戦していたが、首が痛くなったので断念。

台座にはハンガリー人の祖先である7部族の長による騎馬隊が塔を取り囲んでいる。
いかにも強そうな風体で、帝国と呼ばれた時代の主を彷彿させる。





この塔の左右には半円形で塔を取り囲むようにして、歴代の英雄達が並んでいる。
写真の一番左の人が、大天使ガブリエルの推挙により初代ハンガリー王となった、イシュトヴァーンの銅像。
手には二重の十字架をもっており、キリスト教徒としての顔と、政治も司ることを意味している。塔の上のガブリエルも王冠とともに二重の十字架を持っているようだ。(重ねて言うが高すぎて見えない・・・)

ちなみにこの広場の左右には国立西洋美術館と現代美術館が、少し離れたところにセーチェニー温泉がある。


2012年11月28日水曜日

Budapest紀行Part1.From Győr to Budapest-Keleti


11月24日(SAT)8時25分、GyőrからBudapest-Keleti行きのrailJetに乗車。
この電車はWien-Budapest間を結ぶ特急電車で、俺が住んでいるGyőrは丁度WienとBudapestの中間に位置し、どちらへも1時間半位で行ける。
この電車、乗車位置がとにかく高く、地上から1m位上に車両がある状態で、乗り込むのが結構大変。
そういえば9月7日、Wienからの電車に乗る際、30Kgのスーツケースを電車に上げる(まさしく「上げる」という表現がぴったり!)のに、苦労したっけ・・

電車の乗り心地は良く、線路の継ぎ目のガタゴトという音も静かで振動も少ない。

以前、Budapestに行った時は学生と一緒であり、途中駅から合流する学生も居たので、普通電車で行ったのだが、小学生の遠足組や用事でBudapestに行く風のおばさん達でにぎやかな電車だった。
それに比べると、railjetは国を跨ることもあり、旅行者用の電車という感じ。
チケットの値段は、乗車券(往復で5,040Ft)に特急料金(片道205Ft)を加えるだけでよく、非常にリーズナブル。
ただ、聞いたところによると、Euro圏内でチケットを買う場合とFt圏内で買う場合とでは値段が違うらしい。
つまり、WienからGyőrまでの切符をEuroで買うほうが、GyőrからWienまでの切符をFtで買うより高いらしい。(あくまでも聞いた話であり体験していないため未確定だが)
ということは、ここからEuro圏に行くときはこっちで往復チケットを買ったほうがお得になる??この件は後日機会があれば試してみよう。

8時59分、Tatabanyaに到着。
社内放送は、ハンガリー語、ドイツ語に続き、英語での放送もされる。
普段の生活において英語が通じない環境にいると、英語放送を聞くと懐かしい感覚になるから不思議。言っておくが、英語がそう得意でもない俺でさえこういう感覚になるので、英語圏内から来た人はなおさらだろう。ちなみに看板や案内板のほとんどにおいて英語記載がないため、どこかに行くには少々の事前調査をしておいたほうが無難かも。まあ、最終的には身振り手振りでも意図は通じるのだが・・・

そうそう、こっちの駅には改札がない。
車掌さんが回ってきてチケットを1回確認するのみ。ということは、これをうまくすり抜けられれば無賃乗車も可能かもしれないが、見つかったときの罰金がかなりなものらしく、それ以前に車掌さんの目をかいくぐるのは至難の業だろう。
チケットを買う時間がないからと言って、そのまま乗り込み、車内で買うと言った考え方も通用しないので注意が必要。
ん??これって以前も同じようなことを書いたような気が・・・
うーん、考え方が成長していない・・・

Tatabanyaを過ぎた頃から霧がかかった風景になった。
今日の天気は生憎の曇り。でも、一週間前の予報では雨だったので、曇りでも万々歳。
傘をささずに済む分、ありがたい。
景色はというと、林間部を抜けていく感じで、駅の周辺以外は途中にぽつぽつと集落が見える感じ。コーン畑も見えるが、今の季節は収穫も終え、ただの土のフィールドにしか見えない状態。夏には一面ひまわりの花が咲くらしい。夏が楽しみだ。
山が少ないので、ところどころで地平線まで見渡せる。
慣れてくれば単調に感じるかもしれない景色。

9時50分、定刻通りにBudapest-Keleti駅に到着。
チケットが回収されるでもなく、そこここの出入り口から各自思い思いの方向に出て行く。

さて、ミニ情報として。。
日本と比べてとまどうのが、トイレ。
公共の場にあるトイレはほぼどこも有料で、トイレの前にレジを置いた番人がいる。
使用料の相場としては150Ft前後だと思われる。ちなみにBudapest駅のトイレは130Ft。
この番人にお金を支払うことで、初めて憩いの場に入ることが出来る。
とはいっても、日本のような個室ではなく足元と頭上はオープン状態。
また、Washletといった洒落た設備も無く、当然ながら紙もないのでこちらに旅行に来られる方はお気をつけあれ!

2012年11月27日火曜日

Japanese Torii Gate

先週の月曜日、市民向けの授業終了後、溶接工のAttilaが、「来週にSurpriseがあるから」と言い残して帰っていった。
Attilaと言えば、短髪にごっつい体格、太い二の腕に天女の刺青を入れた、一見その筋の人のような男性。
「真剣道」なる、刀を使った格闘技を習っているらしく、見るからに強そうなあんちゃん。見た目はそうだが、実は月曜のクラスのムードメーカーであり、むっちゃ気さくで面白い、俺の大好きな生徒!
月曜日の市民講座の雰囲気がat homeなのも、彼のfriendlyな性格がかなり影響していると思う。

今日はそのSurpriseの当日。
Attilaが見せてくれたのは、写真の「Japanese Torii gate」。
これは全て鉄で出来ており、一枚の鉄板を彼が加工して作成したとのこと。元ネタはネットで見た鳥居とのことだが、具体的な場所は不明。
屋根のカーブといい、接続部分といい、細かい部分の処置といい、すごく丁寧に仕上げられている。仕事の合間を縫って(彼の本職は刀やナイフ作り)6週間かけて作ったものらしい。
ずっしり重く、見事なもの!すげえな、ハンガリー人!!

びっくりしたのは授業終了後。このTorii gateをくれると言う。
いやあ、6週間の大作だぜ!そんな大事なものを俺が貰っていいの??

ありがたく頂戴したけど(笑)

物もすばらしいけど、なにより気持ちがこの鳥居以上に重くて嬉しかった!

Köszönöm Attela!  大切にするぜよ!


2012年11月26日月曜日

研修終了!

国際交流基金主催の研修を終え、ブダペストに一泊後、無事Győrに帰着。

まず、研修で1番良かったのは、ハンガリーで日本語教育に関わる方達と知り合えたこと。
国際交流基金の関係者の方々、ハンガリー人の日本語教師の方々、日本人の先生方と出会えたことがよかった。

研修内容についても、自分自身経験が浅いのでベテランの先生の視点は参考になった。

では自分自身、何が出来るか
一番大事なものって何だろう・・・

教える、教えられるという関係以前に「信頼関係」をどう築くかが大切だと思う。

・・・うーん、「信頼関係」はちょっと違うか。これは相手の気持ちも関係するもんな。

俺が生徒に対して出来ること・・・それは生徒を好きになること。
これは、一方的でも出来る。というか、自分自身、それしか出来ないかも。。

うまく言えないけど、教育ってテクニックではないような気がする。
「私の先生が私のために日本から持ってきてくれたもの・・・・だからその教材には力が宿る!」
↑交流基金の境田さんのコメント、この説明には激しく同意!

そうなるためにも、それ以前の信頼関係をどう築くか・・・・
自分が出来ることって生徒を好きになるしかないよなあ。

研修の間、自分の生徒の顔がいっぱい浮かんできたことが、自分自身嬉しかった。

俺は自分の生徒が好きやわ。と共に、そう思わせてくれる生徒がすごいわ!

2012年11月24日土曜日

To Be

一週間があっという間に過ぎる。
今は日々の授業のやりくりや自分の勉強で手一杯だが、それ以外にいろいろとやってみたいことがある。
備忘のため記載しておく。

■With My Students...
  プロジェクト的な活動。
   日本人観光客に対するこの町の紹介パンフレット作成とか。。。
    ・今の生徒全員を一箇所に集めて、企画会議を実施
    ・ジュールの観光ポイントを抽出し、各クラス毎にロケーションを分担
    ・クラス毎に観光パンフレットを作成
    ・大学の教授を聴講者とし、発表会を実施
   ・出来が良ければ大使館等に売り込みに!

■My lifework...
   ハンガリー語のテキストの日本語翻訳
   西ハンガリー大学とWienの大学が主となって作成したハンガリー語テキストの日本語翻訳。
  日本人のためのハンガリー語テキストとして活用したい。
  これは機会を見つけて学部長のVictoriaと相談。

■Individual goals...
   語学向上。
  英語、ハンガリー語、出来ればドイツ語も・・・
  「二兎を追うもの一兎も得ず」・・・今はハンガリー語に専念するが、将来的なTo Be として。

明日は国際交流基金主催の研修会。
上記に関するヒントも求めて、ブダペシュトに行ってきます。

何回も言うようだけど、決して観光目的で行くのではないからね・・・・ナイカラネ・・

2012年11月23日金曜日

Hungarian Christmas and New Year

昨日の授業で、ハンガリーのクリスマスや正月の過ごし方を聞いていたら、今日生徒から手紙をもらった。

ちなみにこの生徒は上級クラスだが、この手紙の中に出てくる漢字には、授業でも教えていないものが多々ある。この生徒は日本人と文通をしており、授業以外でも独学で日本語を勉強している。
頭が下がるよな。

俺も、ハンガリー語の難しさを愚痴る前に、この努力を見習わなければ!日々、生徒に教えられている今日此の頃・・・

以下がその原文。
多分、難しすぎて読めない漢字があると思うので、挑戦してみて!

洪牙利の年末
洪牙利には、クリスマスの前にクリスマスの気持があります。洪牙利人は家を綺麗にして、机の上に花輪を置きます。花輪の上に蝋燭が四本あります。四週クリスマスの前から日曜日に初めて、毎週蝋燭を一本点します。デパートは日曜日にも開店します。人たちはプレゼントを買いますから。その日曜日は「ブロンズの日曜日」と「銀の日曜日」と「金の日曜日」と言う日です。12月6日、サンタクロースは子供たちにプレゼントを持って来ます。
12月24日、洪牙利人は家にクリスマスツリーを持つ来て、クリスマスツリーの下にプレゼントを置きます。晩御飯は魚です。魚は耶蘇の誕生のシンボルですから。耶蘇の名前の「蘇」と言う漢字
には「魚」という漢字もありますね。夜はクリスマスの歌を歌て、教会へ弥撒を聞きに行きます。
12月25日と26日はクリスマスの日で、休みです。洪牙利人は友達にプレゼントを持つ来たり、教会へ行ったり、家でテレビを見たりします。
31日は大晦日です。洪牙利人は夜友達とパーティーに行ったり、家でテレビを見たりします。晩ごはんは豚肉とレンズ豆の野菜煮込みです。豚とレンズ豆はお金のシンボルですから。


(参考)
洪牙利:ハンガリー。
耶蘇:ヤソ。イエス・キリストのこと。
弥撒:ミサ。キリスト教の式典のこと。この手紙ではミサ曲の意味で使われている。

2012年11月22日木曜日

Memorandum (U-verbs / Ru-verbs)


覚書として・・・

「る」で終わる動詞のu-verbs / ru-verbsの見分け方の説明。
「る」の前に母音a / o / u があったらu-verbs
「る」の前に母音 / があったらru-verbs、但し「かえる」「はいる」は例外でu-verbs。

これが一番簡単に理解してもらえるだろか・・・

==============================
u-verbsend-)
すわsuwa-ru(to sit down)
no-ru(to get on)
つくtsuku-ru(to make)
no-mu(to drink)
to-ru(to take)
exception
はいhai-ru(to enter)
かえkae-ru(to return)


Things are not as bad as you might expect after reading the above paragraph.  The key lies in the second from the last syllable in a dictionary form.  The irregular verbs set aside, if you see the vowels a,o, or u right before the final , you can be absolutely sure that they are u-verbs.  Unfortunately, for us, the logic does not follow in the other direction; there are ru-verbs and u-verbs that have the vowels i and e before the final ねる has the vowel e before and is a ru-verb.  かえる and はいる, on the other hand, has a same sound sequence, but is an u-verbs.

もし最後の「る」の前に母音a / o / uがあったらその動詞がu動詞。

もし最後の「る」の前に母音i eがあったら、ほとんどの場合その動詞はru動詞。

たとえば「寝る」がそのようなru動詞。しかし、これには例外がある。

最後の「る」の前にieがくるu動詞もある。

「かえる」「はいる」はそのような例外的な動詞である。

2012年11月21日水曜日

優れもの

←この部屋の一番の優れものがこれ。
庭に面した窓だが、この窓のどこが優れものかというと・・・。

まず、写真右側の窓、レバーを上向きにすると、上部が開く仕組みになっている。
今の季節、暖房のため乾燥がひどいので、いつもはこの状態にしている。

次に写真左の窓、レバーを横向きにした状態で、手前に引くと、窓が横向きに開く。

鍵をかけるときは窓を閉めて、レバーを下向きにする。

レバーの向きにより3通りの用途がある、非常に便利な窓。

で、写真一番左が庭に出入りする扉。
レバー下向きがロック状態、レバー横向きでドアが開く。
但し、このドア、外側にレバーはついてなく、庭に出ているときにドアが閉まると外から開ける手段がないので要注意。

次に右の写真。これは玄関の扉の内側だけど、何か違和感がない?

正解は、
日本の玄関のような内側からの鍵が無い!

じゃあ、どうやって鍵を閉めるかというと・・・

内側からも鍵(Key)を使って閉める。

少なくともこの扉に、ピッキングは通用しない作りになっている。これはアイデアもんだ!

細かいところでは、扉の覗き窓には蓋がついており、外から覗いても何も見えない配慮もされている。

その国々でのGood Ideaを集めた家を作ったらおもしろいだろうな。

2012年11月20日火曜日

Evangelium

以前、Greeyの家に行った時に一冊の本をもらった。

「Good News For Modern man」

出張でホテルに泊まった際に引き出しの中でよく見かけたあれ、つまり聖書。
多分みんな、最初の出だしくらいは知ってると思う。
例のJesus Christの血縁関係をだらだらと(失礼!)述べたもの。
最初にこれを書くこと自体で、読む意欲がそがれる・・・

信仰に対する信念を試すために、これを最初に持ってきたようにも思えるほど、読もうとする気を失せさせるもの(再び失礼・・ばち当たらないやろか・・)

この聖書の特徴は英語とともにその国の言語が記載されていること。当然ここはハンガリーなので、英語とハンガリー語が併記されている。
Gerryは俺のハンガリー語の勉強の助けになると思い、この聖書を俺にくれたのだが、その前に英語を読み解くのが至難の業。
折角もらったので読もうと思い、ベッドの横に置いているが、実際これは子守唄以上に睡魔を誘う代物。1冊を読み終えたら、自分で自分を褒めてあげたい(By 有森裕子)

閑話休題

今日本では「ヱヴァンゲリヲンQ」が劇場公開されているが、どうも話の内容がいまいち拡散しているらしく、評判はよろしくないみたい。

ヱヴァファンのみんな、実はヱヴァのストーリーの根本は聖書にあるんだよ!
アスカがなぜドイツ人なのか、なぜヱヴァンゲリヲンなのかを考えてみ。

gospel(English) = Evangelium(Germany) = 福音(Japanese) ・・

興味のある人は来年の:||公開までに聖書を紐解き、自分なりの解釈を確立してくれたまえ。

Viel Glück!

2012年11月19日月曜日

storage


こっちに来てからラップトップが大活躍で、これがなければなんともならない状態になっている。
授業の教材保管庫として、ハンガリー語の辞書代わりに、情報送受信用、日記、電話、テレビ、その他諸々。
こうなってくると怖いのはHDのクラッシュ等によるデータ消失。
バックアップ用のハードディスクを買おうかとも思ったが、とりあえずの急場凌ぎとして、トレンドマイクロのオンラインストレージを試してみる。
容量は2GBと少ないが1年間は無料で利用可能とのことなので、こっちにいる1年間はこれで乗り切ることとする。

セキュリティを売りにしてる会社なので問題ないだろうという判断は安直すぎ??

2012年11月18日日曜日

Introduce Japan!

授業の中で何回か、ビデオによる日本の紹介を実施してきた。
授業は1コマ45分を2コマ連続で実施していることから、授業半ばで休憩がてらにビデオを見ることで、一旦リフレッシュさせるのが狙いの一つ。
人間、1時間半も集中力を持続させるのは至難の業、なにより後半になると効率が悪くなるので、授業半ばでの短いビデオは有効と考えている。

幸いにして西ハンガリー大学、セーチェニー大学とも、プロジェクター設備が完備されている教室を使わせてもらえたことから実現できたことであり、発展途上国等では別の工夫が必要になるが・・・

ここの生徒が日本語を使える場所は教室内しかない。言い換えれば特に日本語など使えなくても何も困らない状況にあることから、日本に対する関心を強めることで、学習意欲を持続させることが狙いの二つ目。

「好きこそ物の上手なれ」・・・興味を起こさせることで学習意欲を高められれば上達も早まるだろうし。

今までに、紹介したものとしては、「3.11以降の東北で咲く桜の映像」や「日本キャンペーンビデオ」、
「日本文化」、「昔話」等々。


最近では、前職の若手社員がFaceBookに投稿していた「ぱらぱら漫画」。
これは、日本のコメディアン(鉄拳)が書いたぱらぱら漫画(ノートの隅っこにひとつひとつ絵を描いて、ぱらぱらとめくるとあたかも動いているかのように見える、あれ)で、題名は「振り子」

台詞も何もなくてもストーリーは伝わる。
これを見せた数日後、生徒がFaceBookにリンクを貼ってたので、よかったのだろう。
真智子、周斗、いい映像の紹介をありがとう。使わせていただきました(笑)




今日は、東京の近未来を舞台にしたアニメを見つけた。
これは、メルセデスベンツのプロモーション用に作成されたもの、6分と少し長いがストーリーも面白く、ラーメン等の映像も出てくることから、少々タフな授業のあとのリフレッシュとして見せてあげようと思う。



で、最後は・・・



俺のイチ押しです!  応援よろしこ!

2012年11月17日土曜日

Have a question!

金曜日、13時30分からのBeginnerコース、生徒はセーチェニー大学の学生20名。
ここが一番質問の多いクラス。

今日の授業は「これ」「それ」「あれ」、「この」「その」「あの」とカタカナの学習。
例によって、「これ」と「この」の違い、カタカナの促音(例:ナッツ)と長音(例:コート)にすべきポイント等の質問が!

ここをいかに論理的に説明できるかが、彼らの理解度に大きく関わってくるところ。
教える側の醍醐味でもある。

今日は幸いにして両方とも論理的に説明出来る内容であったが、言葉には歴史的背景により変わってきたもの(論理的に説明できないもの)も多々ある。(と思う。)

例えば、「今日は晴れです」の「は」は「wa」と読む等、何故?と聞かれると怪しいものがある。

言葉の成り立ちや、人が言葉を習得していく過程は奥深い。ある意味このことに気付く前にここに来れてよかったかも。。気付いていれば「えい!やあ!」の勢いだけでは来れなかったかも・・・

ところで今日の学生達、カタカナの「シ」と「ツ」、「ソ」と「ン」の違いだけはお手上げだったみたい(笑)

2012年11月16日金曜日

From Japan Foundation


先日、国際交流基金(Japan Foundation)の方からメールをいただき、「海外日本語機関調査」への協力を依頼された。
これはハンガリー国内での日本語学習の状況(学習者数、教員数、開設動機、学習目標、現況の問題点等)の調査が目的であり、各々の質問に対しアンケートに回答していくもの。

この依頼とともに、「日本語教育研修会」なるものへの参加のお誘いをいただいた。
来週土曜日にブダペストで開催されるということなので、参加させていただくことにした。

「目から鱗」の情報を期待!ついでに市内観光もする予定です。

メインは研修!あくまでも観光はついで・・ツイデ,,,,ツイデ....カナ ^^;;

2012年11月15日木曜日

在留届 Again

振り返ること1ヶ月以上前、10月9日のBlog「在留届 Final」で、移民局で紙っぺらをもらい、なんてちゃっちい滞在許可証!とか書いていたが、実はこれは単なる仮発行証だった。。

昨日、移民局から連絡があり、「滞在許可証が出来たから取りにおいで」とのこと。

移民局にはこれで3回目なので、余裕!

まず、受付のでかい人に、事前にresidence permitをハンガリー語に訳して紙に書いておいたものを見せて、受付の順番を確保することで、第一段階クリア。

順番が来て係りの人の前では(ハンガリー語で)「おはよう!」といい(必ず微笑んで)パスポートを差し出す。

あとは、係りの人がパスポート番号をPCに打ち込み、この日本人が何をしに来たかを確かめた後、滞在許可証を出してくれるという手順。

まあ、1ヶ月に3回も日本人が行くと、受付のでっかいおじさんや係りのおねえさんも顔を覚えてくれてたみたいで、全てがスムーズに進んだ。
ハンガリーはコネ社会で、知り合いにはやさしいが、一元さんにはそれなりの対応というのを何かの本で読んだが、それも然りみたい。

もらった許可証にはすかしっぽいのも入っててIDカードらしい!
これで、晴れて来年の7月末までの滞在が正式に許可されたことになる。

ということで、この件に関しては、今後こそ本当に一件落着です。


2012年11月14日水曜日

baked potatoes

さつまいもをアルミホイルに包みオーブントースターで焼くと焼き芋ができるという、若手のFaceBookへの投稿を思い出し、ピザを焼く時にその横にジャガイモを置いてみた。
ピザを焼き終えた後も余熱の中に入れておくと、ちょうどいい焼け具合に。

そのままでも良し、塩でも良し。

醤油をかけると、子供の頃にずっと行っていた祖谷の囲炉裏で焼いたジャガイモと同じ味がした。


2012年11月13日火曜日

Red Wine

ハンガリーの今の時間、午後9時過ぎ。
日本時間では午前5時。
ここで日本人としての血が俺に語り出す。
「日本ではもう夜中も過ぎて明け方やん!はよ寝なあかんで、日本人!」
・・・ということで、時々は9時過ぎに寝ることも・・・

これで朝まで寝れたらいいのだが、そうは問屋が卸さない。
大抵夜中に目が覚め、そこから5時前まで起きていることになる。
なぜ5時前かというと、それ以上起きていれば今度は寝るタイミングを逃すことになるぎりぎりの時間が5時だから。

でも、これはこれでいい点もある。

まず、夕食の際にワインを飲みだすと、その後の時間はリラックスタイムと化し、特に生産的な時間にはならない。

ワインの勢いを借りて、9時頃寝ると、大抵夜中の1時2時には目が覚める。
ここから5時までが、自分の中ではゴールデンタイム。とりあえずノート1ページ分のハンガリー語を覚えるのがこの時間。

これはこれで結構メリハリがついているのかもしれない。

日本で仕事をしてた頃は6時には起きなければいけなかったから、今のような生活は到底無理だった。ある意味平日は会社のことで手一杯、会社優先だったからこれも致仕方のないことではあるし、生活のためには当たり前のことなんだろうが・・・。

自分のやりたいことと仕事の内容とのベクトルが合っているのであれば、これほど幸福なことはないだろう。自分の好きなことをして、お金が稼げるのだから。

ただ、その場合の問題は、リタイアしてからの生き甲斐をどこに持っていくか。。(ああ、この話は若い子には参考にならないから読み飛ばしてね)

所謂会社人間という人達・・・でもそれなりに会社を辞めた後も自分の人生を築いていくんだろうな。
少なくとも、退職までの人生を会社という枠組みの中で全うする責任は果たしているのだから、その後の人生を(仮に)のほほんと過ごしても誰に文句を言われるものでもないし。趣味がある人はそれに打ち込むっていうのも良い人生の過ごし方だと思う。

そういう意味では、途中リタイアした身にとっては(会社という枠組みで考えた場合は)心苦しいものがある。今のこの時間も、仲間は困難な要求を成し遂げようとがんばっているんだな、、、とか考えたりもする。

かといって、会社を辞めたことを後悔しているかというとそういうことは全くなく、自分自身では人生4番目にいい決断だったと思ってる。

いろいろなしがらみがある中で、時々はその荷物を降ろし、少し考えてみるのもいいんじゃないか、などと思ったりするのは、今日のRed Wineのせいかもな・・・

2012年11月12日月曜日

My favorite songs

ハンガリーの電化製品や携帯電話のシェアをみると、ハンガリー製以外では多くが韓国製(サムソン、LG電子)であり、日本製のものを見る機会は少ない。

FLATの電化製品もサムソンのものが多い。が、テレビはなぜか日本製!

←その名もSONY!!
    下にSONYのロゴがあります・・。

但し製造元はSpainで、かなり昔のブラウン管TVだが、まだまだ健在。


チャネルのほとんどがハンガリー語であり、理解不能。唯一の英語放送はDisney Channel・・・ということで、専らMusic channelを観てる。

現在のMy favorite songs Best 5は以下のとおり。

■No.1

 Taylor Swift - We Are Never Ever Getting Back Together

アメリカのシンガーソングライター。
別れの歌だが、題名とはうらはらに楽しいプロモになっている。
中でも中盤以降に出てくるベースの人の表情がおもしろい。
この人を見てると元気になるから、もし落ち込んでる人がいるなら一回観てみ!




■No.2    Hien - Who matters

上のTVの写真に写ってるのがHien。
ブダペスト生まれのベトナム系ハンガリー人。歌唱力抜群!



■No.3      Alexandra Stan - Lemonade

ルーマニア生まれのシンガーソングライター。
ちなみにアレクサンドラという名前はハンガリー人にも多く、トラディショナルな名前。
愛称はサンディ、もしくはサンドラとなる。
余談だが、生徒の中にもサンディが数名いる。





■No.4      Lola Túl - a falakon  (Hungarian singer)

この人は純粋なハンガリー人。
ハンガリー語の見分け方としては「áíúéóűüőö」みたいなキャラクターがあるか否か。
あれば確実にハンガリー語。
歌詞の中に「semmi baj」(never mind)って出てくるところがいい。



■No.5      P!nk - Blow Me

アメリカのシンガーソングライターでけっこう過激な人。
この音楽も耳につきやすい。




今回は現在の洋楽Best.5をお送りしました。
今後は邦楽Best.5、懐メロBest.5、カラオケBest.5、Movie Best.5等も企画していきます。

ちなみにあなたのMusic_Best.5は何ですか??
What your Best 5?
Mi a legjobb 5?
Please tell me !

Stay tune!

2012年11月11日日曜日

Bishop

昨日から決めていたことだが、今日はセーチェニー大学の裏手にあるドナウ川沿いの散策を実施。
毎週木曜、金曜はセーチェニー大学での授業があり、この周りは何度か散策をしてたのだが、授業前ということもあり近場をぐるっと回る程度だった。この周辺は少し逸れると森のような木立の中に入るので、時間に余裕が無ければなかなか踏み込めないところがたくさんある。ということで、今日の休みを利用して、ゆっくり散策してみようと思う。
まずはFLATからセーチェニーまで、いつもの道を歩く。
今日はいつものジーパンにブーツではなく、ジャージに運動靴というトレッキング用のスタイルで。
途中、少し回り道をして、Győrのお城(Bishop:司教城)や大聖堂(Cathedral)を覗きに。

お城を見ると、門が開いており、何名かの観光客らしい人が・・・この中には入ったことが無かったので、少し寄り道をすることに。
中に入ると螺旋階段があり、そのまま上に。途中、偉人の写真を展示しているいくつかの小部屋を抜け、最終的にお城の屋上まで登ることが出来た。思いっきり目が回ったけど・・・
屋上といってもローマ時代は見張り用として利用されていたスペースであり、大きな建物の割りには小さなスペース(ほぼ5メートル四方といったところ)。
高所恐怖症の俺にとっては、結構スリリングな場所ではあったが、ここからはGyőrの街並みが展望できる。生憎の曇り空だったが、晴れていたらすごく綺麗な景色だろう。

この街にはフランス革命の時ナポレオンも来たらしく、一時期はこのお城を占拠していたらしい。その時にナポレオンが宿泊したという建物が今もこの街に残っている。
余談だが、西ハンガリー大学にはツーリスト学科なるものがあり、皆、ハンガリー各地域の歴史や、ガイドとしてのスキルを勉強している。
ただ、英語圏からこの街への観光は少ないのか、今日すれ違ったガイドさんは皆ハンガリー語またはドイツ語(のよう?)だった。
多分、写真ひとつとっても、由来のあるものが多々あるのだろうけど、ハンガリー語の読めない俺には目に見えるものが全ての情報。
ヨーロッパ史に興味のある人にとっては垂涎ものなんだろう。
ここは入れるとは思ってもいなかったので、今日上まで上れたのは、ラッキーの一言。
そういえば、なんかすーっと入れたけど、入場料とかは??知らぬが仏か??
まあ、係の人もにこにこしてたので、いらなかったんだろう。(?)

結局ここで30分、このあと向かいにあるCathedral(大聖堂)で30分を過ごし、その後本来の目的であるセーチェニーにいったのだが、この話は後日とする。

なんか、支離滅裂な文になったような気がする・・・


2012年11月10日土曜日

ヒッチコック

朝6時30分、ようやく空が白み始める頃、FLATの上を大量の鳥が移動していく。
泣き声からするとほとんどがカラスのよう。
街中ではカラスは見かけないので、餌を求めてどこかの森にでもいってるのだろう。

この光景、来た当初は気づかなかった。
寒さが増してきた最近の光景だと思う。
幸い彼らは頭上を通過するだけで、この近辺には居座ってはいないので、特に被害はない。
この声が最近の目覚まし代わりになっており、逆に重宝しているくらい。


このFLATの周りの木は専らすずめの寝床となっているようだが、これに対しても不都合は感じない。
むしろ、マナーの悪いのは人間のほう。

うちの上部にお住みの方、ベランダでタバコを吸うのはいいけれど、マッチのポイ捨ては止めようね^^。





2012年11月9日金曜日

walnuts

梅干の種ではない。。

先日Gerryにもらった胡桃。

2つの胡桃を手の中でゴリゴリしてると、どちらか弱いほうが割れて、中の実を取り出せていた。
この胡桃も最後の1個が残るのみ。。

さて、この1個の実をどのようにして取るか??
金槌で割るような無粋なことはしたくないし、かといって、握力だけで割れる代物でもないし・・・

当分はこのまま机の上にいてるような気がする。。

2012年11月8日木曜日

2ヶ月経過

この街に来て2ヶ月が過ぎた。
今の素直な気持ちは・・・・・ハンガリー語難しい!

日本人がハンガリー語を理解する厳しさは、そのままハンガリー人が日本語を理解する厳しさと同じだとは思うが、そういう点では圧倒的にハンガリー人が日本語を理解するスピードのほうが勝っているような気がして、焦りを感じる。
が!しかし!臨界期仮説は認めたくないので、もう少しあがいてみる。
これについては、まだ2ヶ月なんだと開き直っておく。

出来なかったことに焦点を当ててもつまらないので、2ヶ月で出来たこと、良かったことを振り返る。

まず、一番良かったことは、友達が増えたこと!
特に先生仲間とはいい関係になれたことが一番の収穫。

あと、生活もなんとなく落ち着いてきたこと。食生活はまだまだ偏ったものがあるが、この街で暮らす分には、ある程度様子も掴めた。

スーパーで野菜や果物のグラム買いの方法がわかったこと。例えばバナナなど、自分の好きなだけ袋に入れて、専用の量りで重さを計測するとそれに応じたレシートが出てきて、それを袋に貼り付けるという一連の流れを理解できた。
多分この2ヶ月で、日本にいる時の1年分の果物を食べたと思う。

洗濯機やオーブン、レンジといった生活用品が使えるようになった。

暖房システムを理解できた。

この2ヶ月、病気をしなかった。
一番怖いのは病気だが、幸いなことに来た当初に出来たにきびと1日ではあったが通風の症状めいたものが出た以外は体調は良好!
このまま突っ走りたいところ。

この生活もまだまだ始まったばかり、焦らずスローライフで過ごしていこう。

2012年11月7日水曜日

Kormany hivatal

Kormany hivatalを英語に訳すとGovernment Office、つまりお役所のこと。
カタカナで書くと「コールマニイ・ヒバタル」となるが、実際この発音が難しい。
「r」を思いっきり巻き舌でいうのだが、10回言って1回言えるかどうかの難しさ。その他、ハンガリー語の母音である、「u」「ú」「ü」「ű」や「o」「ó」「ö」「ő」の違いは到底表現出来ない。

今日の授業、最後のほうは先生と生徒の役割が変わり、生徒からハンガリー語の発音のレクチャを受けるはめになった。生徒はハンガリー語のプロフェッショナルなので、先生には困らない。

中でもViki先生は高校生にも関わらず、俺からすれば語学の達人!
以前Kormany hivatalの発音を教えてくれたのもVikiだった。
ハンガリー語の発音については、まずはVikiから合格点をもぎ取るのを当面の目標とする。

ちなみに「hu」と「fu」の違いを表現できる人は才能ありだと思います。

2012年11月6日火曜日

Who are you?

一週間の秋休みも終わり、ようやく授業再開の日。

今日の1本目と金曜日のセーチェニー大学でのBeginnerクラスがともに人数が多く、未だに全員の名前を覚えられていない。
男性はほぼ覚えたが、女性が厳しい。髪の毛を束ねるだけで雰囲気が変わるので、その都度悩むことになる。慣れ親しんだ日本の名前でさえ覚えるのが苦手だったのに輪をかけて、発音の難しさやハンガリー語特有の母音等もあるのが、覚えられない要因となっている。
今日も、出席を取るという形で覚えることにTryしたが、4、5人はうる覚えの状態。

名前を覚えられていない、問いかけるのを躊躇する、授業が活性化しない、といいう負のスパイラルに陥らないためにも、今週は全員の名前を覚えることを第一目標とする!

だからみんな、来週まで髪型は変えないでぇ!!

2012年11月5日月曜日

小春日和

今日のGyőrの最高気温は17度。上着無しでも十分な陽気だった。
ただ、週間天気予報では、17度まで上がるのは本日が最後、今週の水曜日はマイナス3度の予報となっていたこともあり、折角なので、少しこの近辺をうろうろとしてきた。

道端にはアザミがまだ咲いていた。
アザミって、この季節だったっけ?

ここのところ日々の温度差がけっこう激しいので、今日はTシャツ、明日はコートという極端なコーディネートとなることもしばしば。


人によってもそうで、同じ場所で、ある人は半袖、別の人はジャンパーという服装も当たり前のように見かける。この傾向は9月からずっと続いている。

また、外が寒ければ寒いほど中は暖房が効いているので、そのへんの調節も大変。これは冬になれば今以上の温度差になると思われる。
理想としては保温機能抜群のダウンジャケットの下はTシャツ、というところか。

昨年はハンガリーレコードであるマイナス25度を記録したとのこと。手袋を取って2分もすれば、大の大人がその痛さで泣いてしまうほどらしい。かと思えば、16度まで気温が上がった日もあるみたいなので、冬の天気は誰にもわからない。

小春日和という言葉で秋桜を思い浮かべるのは誰かの唄のせい?

そうそう、梨恵の友だちの貴和が今日結婚したらしい。

貴和、結婚おめでとう!!

2012年11月4日日曜日

多葉粉

ハンガリーでは18歳で成人とみなされることからか、日本と比べて喫煙率が高いように感じる。
ここでは、特に街中での喫煙が規制されているわけでもなく、老若男女問わずに歩き煙草の姿を良く見かける。ただ、ビルの中やレストランではほぼ禁煙だが。。

大学内にも灰皿はあるが、それ以上に喫煙人口が多いようで、灰皿の周りにも吸殻が散在している。
大学の授業は2コマ連続が多いので、1授業につき1.5時間となる。ちょうどニコチンが切れてくる頃だろうし、授業が4コマとか続くと愛煙家にとっては大変だろうな。

俺も、煙草を吸っていた頃は、1時間毎に1本、日に1箱、飲み会とかがあると2箱吸ってたし、「今日も元気だ、煙草がうまい!煙草は健康のバロメーター!!」とか言って正当化していたけど、考えてみれば全てニコチンのなす中毒性によるもの。煙草を止めることに対する不安も、ニコチン中毒による幻覚に過ぎない。
ただ、それだけニコチンの中毒性は強いとも言える。

マカオで免税煙草を買い忘れてから、そのまま吸わずに丸二年が過ぎた。
まだまだ「煙草を止めた」とは言わないが、当分は煙草を休憩する日々を続けようと思う。


どうでもいいことだけど・・・煙草という当て字を考えた人の発想に拍手!

2012年11月3日土曜日

Special Thanks!

今日は西ハンガリー大学の英語の先生であるGerryが家に招待してくれるということで、12時に大学前で待ち合わせ。
彼の赤い車を待っていると、目の前にいつもと違う白色の車が。彼曰く、いつもの車はmessyなのでこっちの車で来たとか。。

Gerryにはここに来てからいろいろとお世話になっている。

写真は彼のクラスの生徒にGyőrを案内してもらったときのもの。見た目通り、気さくな人。


Gerryの家はここから車で約30分。途中の山の上に世界遺産であるパンノンハルマの大修道院が!
彼の家からパンノンハルマまでは約8Kmの距離とのこと。Győrからバスが出ており、ワインの産地としても有名なところなので、機会があれば行ってみたいところ。
家までの途中、今後についての少し深い話もしたが、これはオフレコで。。。

Gerryには奥さんと3人の娘(と一匹の猫)がいる。
人口800人ほどの村に古い家を買ったとのことで、家の前には結構な広さの果実園的な丘が!
そこには、ぶどうやりんご、胡桃の木があり、休日にはGerryが手入れをしているらしい。

家では奥さんと3人の娘さんが料理の真っ最中。みんな人懐っこくていい感じ。
家庭料理と、奥さんお手製のアップルパイ、ハンガリーのお酒であるパーリンカ(アルコール度数52度!)を少々・・楽しかった!

庭にある果物をお土産にいただき、Győrに行くという次女とともにバスで帰ることに。
彼女もまた、4ヶ国語話者。そういえばGerryの家ではみんな英語だったな。

ここのところ日暮れがだんだん早くなり17時にはほぼ真っ暗に。。しかし、そのおかげで、昨日見れなかった墓地のろうそくの景色を見ることが出来た。

「死者の日」のお参りは今日までで、大きなお墓では音楽隊とかも出るとか・・・。


そうそう、今日はナショナルホリデーではないのだが、祖先の供養ということでみんな休みを取り、その分次週にエキストラで働くらしい。

これは働いている人にしかわからないルール、だから前に学生に聞いた時、彼らはわからなかったわけだ!

追記
もらったぶどう、やばい!今まで食べた中で文句なし1番!!


2012年11月2日金曜日

Halottak napja(11/01)

11月1日は万聖節という休日。
ハンガリー語では「Halottak napja:ハロッタクナピア」、英語では「All Saints Day」、日本語訳としては「死者の日」。
先に天国に召された者たちを記念する日であり、日本でいうお彼岸のようなもの。

この日のGyorは街全体の動きが止まる。
ほとんどの店が休みになり、いつもは車で一杯のショッピングセンターも今日は閑散としている。
この日はハンガリーでも多くの人達がお墓参りに行くらしい。

特に夕方から夜にかけて、キャンドルライトで幻想的な雰囲気になるとのことだったので、墓地に行く予定を立てていたのだが・・・

今日は朝から雨・・・・
夕方に止むのを期待していたが、細かい雨が今も降り続いている。
やむなく墓地に行くのは中止。

少し話しがそれるけど・・・

このBlogの日付って日本時間で出るので少し話はややこしいが、今は11月1日19時前。
つまり、Blogの更新タイミングによっては、日本の昨日がハンガリーの今日になる時もある。。。

俺の場合は興味本位での見学だったので、中止も可能だったけど、ここらへんの人達は雨でもお墓参りにいったのかな?いや、みんな天気予報を見て、多分前日とかに済ませてるのかも・・・
天気予報を見とけばよかった!昨日は晴れてたのにな・・・


尚、この前日がHalloweenだったが、ハンガリーにはハロウィンの風習はあまりないらしい。
只、スーパーにはお化けかぼちゃやハロウィングッズが売り出されたりもしていたので、全くその習慣が無いかといえばそうでもないみたいだけど。。

でも「trick or treat!」の声は聞こえてこなかったなあ。