2012年11月13日火曜日

Red Wine

ハンガリーの今の時間、午後9時過ぎ。
日本時間では午前5時。
ここで日本人としての血が俺に語り出す。
「日本ではもう夜中も過ぎて明け方やん!はよ寝なあかんで、日本人!」
・・・ということで、時々は9時過ぎに寝ることも・・・

これで朝まで寝れたらいいのだが、そうは問屋が卸さない。
大抵夜中に目が覚め、そこから5時前まで起きていることになる。
なぜ5時前かというと、それ以上起きていれば今度は寝るタイミングを逃すことになるぎりぎりの時間が5時だから。

でも、これはこれでいい点もある。

まず、夕食の際にワインを飲みだすと、その後の時間はリラックスタイムと化し、特に生産的な時間にはならない。

ワインの勢いを借りて、9時頃寝ると、大抵夜中の1時2時には目が覚める。
ここから5時までが、自分の中ではゴールデンタイム。とりあえずノート1ページ分のハンガリー語を覚えるのがこの時間。

これはこれで結構メリハリがついているのかもしれない。

日本で仕事をしてた頃は6時には起きなければいけなかったから、今のような生活は到底無理だった。ある意味平日は会社のことで手一杯、会社優先だったからこれも致仕方のないことではあるし、生活のためには当たり前のことなんだろうが・・・。

自分のやりたいことと仕事の内容とのベクトルが合っているのであれば、これほど幸福なことはないだろう。自分の好きなことをして、お金が稼げるのだから。

ただ、その場合の問題は、リタイアしてからの生き甲斐をどこに持っていくか。。(ああ、この話は若い子には参考にならないから読み飛ばしてね)

所謂会社人間という人達・・・でもそれなりに会社を辞めた後も自分の人生を築いていくんだろうな。
少なくとも、退職までの人生を会社という枠組みの中で全うする責任は果たしているのだから、その後の人生を(仮に)のほほんと過ごしても誰に文句を言われるものでもないし。趣味がある人はそれに打ち込むっていうのも良い人生の過ごし方だと思う。

そういう意味では、途中リタイアした身にとっては(会社という枠組みで考えた場合は)心苦しいものがある。今のこの時間も、仲間は困難な要求を成し遂げようとがんばっているんだな、、、とか考えたりもする。

かといって、会社を辞めたことを後悔しているかというとそういうことは全くなく、自分自身では人生4番目にいい決断だったと思ってる。

いろいろなしがらみがある中で、時々はその荷物を降ろし、少し考えてみるのもいいんじゃないか、などと思ったりするのは、今日のRed Wineのせいかもな・・・

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