NTTグループを早期退職、セカンドライフとして2年間のハンガリー生活を経て、現在はベトナムに活動の場を移しています。 異国での出来事について、徒然なるままに綴っていきたいと思います。
2012年11月28日水曜日
Budapest紀行Part1.From Győr to Budapest-Keleti
11月24日(SAT)8時25分、GyőrからBudapest-Keleti行きのrailJetに乗車。
この電車はWien-Budapest間を結ぶ特急電車で、俺が住んでいるGyőrは丁度WienとBudapestの中間に位置し、どちらへも1時間半位で行ける。
この電車、乗車位置がとにかく高く、地上から1m位上に車両がある状態で、乗り込むのが結構大変。
そういえば9月7日、Wienからの電車に乗る際、30Kgのスーツケースを電車に上げる(まさしく「上げる」という表現がぴったり!)のに、苦労したっけ・・
電車の乗り心地は良く、線路の継ぎ目のガタゴトという音も静かで振動も少ない。
以前、Budapestに行った時は学生と一緒であり、途中駅から合流する学生も居たので、普通電車で行ったのだが、小学生の遠足組や用事でBudapestに行く風のおばさん達でにぎやかな電車だった。
それに比べると、railjetは国を跨ることもあり、旅行者用の電車という感じ。
チケットの値段は、乗車券(往復で5,040Ft)に特急料金(片道205Ft)を加えるだけでよく、非常にリーズナブル。
ただ、聞いたところによると、Euro圏内でチケットを買う場合とFt圏内で買う場合とでは値段が違うらしい。
つまり、WienからGyőrまでの切符をEuroで買うほうが、GyőrからWienまでの切符をFtで買うより高いらしい。(あくまでも聞いた話であり体験していないため未確定だが)
ということは、ここからEuro圏に行くときはこっちで往復チケットを買ったほうがお得になる??この件は後日機会があれば試してみよう。
8時59分、Tatabanyaに到着。
社内放送は、ハンガリー語、ドイツ語に続き、英語での放送もされる。
普段の生活において英語が通じない環境にいると、英語放送を聞くと懐かしい感覚になるから不思議。言っておくが、英語がそう得意でもない俺でさえこういう感覚になるので、英語圏内から来た人はなおさらだろう。ちなみに看板や案内板のほとんどにおいて英語記載がないため、どこかに行くには少々の事前調査をしておいたほうが無難かも。まあ、最終的には身振り手振りでも意図は通じるのだが・・・
そうそう、こっちの駅には改札がない。
車掌さんが回ってきてチケットを1回確認するのみ。ということは、これをうまくすり抜けられれば無賃乗車も可能かもしれないが、見つかったときの罰金がかなりなものらしく、それ以前に車掌さんの目をかいくぐるのは至難の業だろう。
チケットを買う時間がないからと言って、そのまま乗り込み、車内で買うと言った考え方も通用しないので注意が必要。
ん??これって以前も同じようなことを書いたような気が・・・
うーん、考え方が成長していない・・・
Tatabanyaを過ぎた頃から霧がかかった風景になった。
今日の天気は生憎の曇り。でも、一週間前の予報では雨だったので、曇りでも万々歳。
傘をささずに済む分、ありがたい。
景色はというと、林間部を抜けていく感じで、駅の周辺以外は途中にぽつぽつと集落が見える感じ。コーン畑も見えるが、今の季節は収穫も終え、ただの土のフィールドにしか見えない状態。夏には一面ひまわりの花が咲くらしい。夏が楽しみだ。
山が少ないので、ところどころで地平線まで見渡せる。
慣れてくれば単調に感じるかもしれない景色。
9時50分、定刻通りにBudapest-Keleti駅に到着。
チケットが回収されるでもなく、そこここの出入り口から各自思い思いの方向に出て行く。
さて、ミニ情報として。。
日本と比べてとまどうのが、トイレ。
公共の場にあるトイレはほぼどこも有料で、トイレの前にレジを置いた番人がいる。
使用料の相場としては150Ft前後だと思われる。ちなみにBudapest駅のトイレは130Ft。
この番人にお金を支払うことで、初めて憩いの場に入ることが出来る。
とはいっても、日本のような個室ではなく足元と頭上はオープン状態。
また、Washletといった洒落た設備も無く、当然ながら紙もないのでこちらに旅行に来られる方はお気をつけあれ!
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