ちなみにこの生徒は上級クラスだが、この手紙の中に出てくる漢字には、授業でも教えていないものが多々ある。この生徒は日本人と文通をしており、授業以外でも独学で日本語を勉強している。
頭が下がるよな。
俺も、ハンガリー語の難しさを愚痴る前に、この努力を見習わなければ!日々、生徒に教えられている今日此の頃・・・
以下がその原文。
多分、難しすぎて読めない漢字があると思うので、挑戦してみて!
洪牙利の年末
洪牙利には、クリスマスの前にクリスマスの気持があります。洪牙利人は家を綺麗にして、机の上に花輪を置きます。花輪の上に蝋燭が四本あります。四週クリスマスの前から日曜日に初めて、毎週蝋燭を一本点します。デパートは日曜日にも開店します。人たちはプレゼントを買いますから。その日曜日は「ブロンズの日曜日」と「銀の日曜日」と「金の日曜日」と言う日です。12月6日、サンタクロースは子供たちにプレゼントを持って来ます。
12月24日、洪牙利人は家にクリスマスツリーを持つ来て、クリスマスツリーの下にプレゼントを置きます。晩御飯は魚です。魚は耶蘇の誕生のシンボルですから。耶蘇の名前の「蘇」と言う漢字
には「魚」という漢字もありますね。夜はクリスマスの歌を歌て、教会へ弥撒を聞きに行きます。
12月25日と26日はクリスマスの日で、休みです。洪牙利人は友達にプレゼントを持つ来たり、教会へ行ったり、家でテレビを見たりします。
31日は大晦日です。洪牙利人は夜友達とパーティーに行ったり、家でテレビを見たりします。晩ごはんは豚肉とレンズ豆の野菜煮込みです。豚とレンズ豆はお金のシンボルですから。
(参考)
洪牙利:ハンガリー。
耶蘇:ヤソ。イエス・キリストのこと。
弥撒:ミサ。キリスト教の式典のこと。この手紙ではミサ曲の意味で使われている。
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