17時にセミナー終了。外は既に日が落ちているが、街の賑やかさは昼間と変わらない。さすが首都!と変な感心をしてしまう。
OktogonからAndrassy通りをドナウ川方面に向かう。この通りも世界遺産に登録されている。途中、聖イシュトヴァーン大聖堂(Szt.István Bazilika)がその姿を現す。ここは、初代ハンガリー王であるイシュトバーンに由来した大聖堂で、彼の右手のミイラが保管されているらしい。時間も遅い為中には入れず、外からの風景のみ。Győrの大聖堂をもっと大きくしたような外観だった。
ここからドナウ川沿いまではすぐ。途中「Kyoto」という日本料理店を横目で見ながらドナウ川に到着。
ここではライトアップされた鎖橋(Széchenyi Lánchid)とその向こうに聳え立つ王宮(Budavári palota)の景観に圧倒される。
実は、今回ここに一泊する最大の目的は、「ドナウの真珠」と形容される景色がどれほどのものかを見たかったため。
いやあ、この景色は圧巻!
過去に帝国と呼ばれた由縁が聞かずともわかる風景。
川面に反射する光はまさしく「ドナウの真珠」」だが、俺が命名するとしたら「威風堂々」・・・それだけ圧倒される風景・・・
本日の宿はドナウ川に浮かぶボートホテル、「Fortuna」。
シャワー、トイレ付きシングル、プラス朝食付きの三ツ星ホテルで、日本円にして3,000円弱とリーズナブル。
鎖橋からは、国会議事堂、マーギット橋(Margit híd)を超えたところにあり、ドナウ川沿いをぶらぶら歩くと到着する。
部屋は広くはないが、清潔で静か。
デッキからは対岸ブダの夜景も見れ、一人旅には申し分のないホテル。
とても密度の濃い、良い一日が終わった。
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