12月に入ってから、ここハンガリーではにわか活気を帯びてきたクリスマスムード。
最初に実感したのはブダペシュトのクリスマスマーケット。
12月初旬にも関わらず、街にはクリスマスツリーが飾られ、最近は日本でもお馴染みになりつつあるクリスマスマーケットが広場に現れる。
大学の玄関には4つのキャンドルが飾られ、1週間ごとにキャンドルに火が灯される。
ヨーロッパでは、クリスマスは4週間目から始まり、これからの4週間は、キリストの降誕を待ち望む期間になる。
ミーティング時も、Vikiが灯されたキャンドルを持ってきたりして、日本でいうところのクリスマスとは明らかに趣きが違う。
風習とかで異なる点として、日本では、24日にサンタクロースがやってくるが、ヨーロッパでは、12月6日にサンタが来るらしい。
12月6日は「ニコラウスの日」、ニコラウスはサンタの原型になった人で、「セント・ニコラウス」がなまって、今では「サンタクロース」と呼ばれている。
約1ヶ月もかけて盛り上げるんだから、最高潮は今日、クリスマスイヴだろうと予測するのは自然の法則・・・
夕方になり、完璧な寒さ対策のもと、いそいそとセーチェニー広場に向かう・・・
あれっ、この前まであったメリーゴーランドや列車がない・・・マーケットの屋台も閉まってる・・・なにより人がいない!!
この前まで、トナカイの背に乗って写真を撮っている家族ずれで賑わってたサンタのモニュメント前も、今日はひっそりと。。。
そう、ヨーロッパでは、クリスマスは外でドンちゃん騒ぎというより、自宅でキリストの生誕をお祝いして過ごすみたい。
12月に入ってから、同僚等に「日本でもクリスマスはお祝いするの?」ってよく聞かれて、当然の如く「するでえ」と答えてたけど、思いの根底は全く違ってたんや・・
彼らは純粋にキリストの生誕をお祝いするかを聞いてて、俺は単純に「ケーキとシャンパンを飲む日」として答えてたことに気づいた。
距離にして9000km、俺が鈍感なだけで文化の違いはこの距離の如くまだまだありそうだ・・
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