西国第二十三番札所、応頂山 勝尾寺。
大阪府箕面市の山間にある札所。
「勝」の字が表す通り、勝ち運信仰の歴史のある寺。
平安時代、時の天皇である清和帝の病気平癒の祈祷を行った際、天皇でさえこの寺の祈願力には及ばないという事から、天皇から「王に勝った寺、『勝王寺』」の寺号を賜った。
しかし、時の住職である行巡は、「王に勝つ」という意味の寺号は畏れ多いとして勝尾寺に差し控えたのが、この寺号の由来。
源氏・足利家・徳川家といった、各時代の覇者達が当山の勝ち運を求め参詣を重ねたとされる。
余談としては、サッカーJリーグのガンバ大阪も、この寺で必勝祈願を行っている。
今回は梅雨時期であったが、秋の紅葉の季節が個人的にはお奨め。
勝尾寺と箕面の滝を廻り、もみじの葉を揚げた紅葉せんべいを買って帰れば、立派な秋の日帰りハイキングとなる。
以上、箕面観光大使でした。
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