創建は658年という由緒あるお寺。
箕面の大瀧の元で修行し、悟道した役行者(えんのぎょうじゃ)による創建。
後に山岳霊場として栄え、空海や日蓮が修行したとか。
戦国時代、織田信長の兵火により焼失しており、現在の建物は、江戸時代に再建されたもの。
過度に修復されるでもなく、本堂は現在も江戸時代の風貌を残している。
ところで、役行者なる人物だが、飛鳥時代に実在した呪術者であり、修験道の開祖とされている。
「箕面寺秘密縁起絵巻」には、以下のように記載されている。
役行者が葛城山で修行していた際、五色の雲を見つけて、三鈷杵(さんこしょ:法具)を雲に向って投げたところ、北西の方角に雲とともに飛んでいった。五色の雲を探し、箕面山まで来たとき、大瀧の上の松に投げた三鈷杵が掛かっているのを見つけたことから、それ以後、この地で修行した。
悟道後、役行者は常に前鬼と後鬼を従えて全国を行脚し、呪術で魔物を退治し人々を助けたといわれている。
瀧安寺は、宝くじの発祥である富くじを最初に始めた寺でもある。
次は、サマージャンボを握り締めながらお参りしてみよう!
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