高知城。
土佐藩主山内一豊による創建であり、400年以上の歴史を持つ城。
本丸の建物がすべて現存する、江戸時代の姿そのものを今に伝える日本唯一の城だとか。
追手門は城の正門らしく威風堂々とした感じ。
容姿は違えどウィーンのホーフブルク宮殿の入口にあった門と印象がダブる。
追手門の先には自由民権運動の主導者である板垣退助の銅像がある。
そうか、板垣退助も土佐出身だったか。
「板垣死すとも自由は死せず」だったっけ。。
ここから、山内一豊の妻、千代の銅像前を通り、黒鉄門側から本丸へ。
途中の石垣が印象的で、ごろごろとした無骨な石を無造作に積み上げているかと思えば、打込ハギと呼ばれる手法で作られた肌理細やかな石垣もある。
城内の狭くて急な階段を登り、天守最上階へ。
回縁により天守を一周することが出来るが、幅は狭く人がすれ違えるかどうか、また手すりも腰あたりの高さなので、回縁に立つだけで、地面に吸い込まれそうになる。
決死の覚悟で回縁から見える鯱の写真を撮ったが、それが精一杯。妙な浮遊感に襲われ、急激に力が抜ける感覚に。
帰りは家老や中老等の詰所である詰門を通り、追手門まで。
高知城の印象としては、全体的にはそれほど大きくはないが、敷地全体が整っており、秩序を感じる城郭、といったところか。
いやっ、正直なところとしては、、、天守閣の回縁が恐怖感に尽きる!
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追手門 |
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板垣退助像 |
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石垣遠景 |
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石樋 |
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一豊妻像 |
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鐘楼 |
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黒鉄門 |
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天守 |
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天守 |
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鯱 |
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城内 |
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城内 |
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書院 |
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石垣 |
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石垣 |
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松 |
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