死んだ後に行う葬儀になんの意味があるのか今までわからなかったけど、これまでの感謝の気持を伝えるのと、後に残された者が気持の整理をつけるためにも必要なんだということがわかった。
娘の計らいで葬儀模様はオンラインでモニターを実施。
小さな携帯画面に写る映像に実感は無かったが、棺の中のこの世で最後の親父に会えたことがありがたかった。
実際に葬儀に参列していなかったからなのか、全てがネット越しの情報だからか、親父がいないという実感はまだ無い。
次に帰国した時、パソコンの前で囲碁に没頭している親父に会える気がする。
人は親父の死を乗り越えて成長すると言うが、そういう意味ではまだまだ俺は成長出来ないガキのままだ。
父ちゃん、今までありがとうね。
中学3年の時から今まで父ちゃんには心配のかけっぱなしで、今日は父ちゃんの旅立ちも近くで見送れず、本当にごめんなさい。
最後は少し疲れただろうけど、これからはゆっくり休んでね。
空の上から母ちゃんの事を見守ってあげてください。
もう一度父ちゃんと呑みたかったけど、それは次に会う日の楽しみにしておくよ。
父ちゃん、父ちゃん、
本当に本当にありがとうございました。
比登志
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