2021年5月10日月曜日

LockDown

5月8日:2名
5月9日:37名
5月10日午前:5名
日本からの帰国者からの新型コロナウィルス発症に端を発した感染は、俺の住む街であるバクザンにまでその魔の手を伸ばしてきた。
上記は、ここ3日のバクザン省における感染者数。
これを受けて教育省では、本日、各教育機関の業務自粛指示が発出され、ICO Manpowerでも以下の措置を実施することを決定した。
・帰省可能な実習生は指示解除までの間帰省させる。
・帰省不可能な実習生は教育センターで隔離とする。
・緊急業務が無い限り、全職員も自宅待機とする。
ということで、これから指示解除までの間、俺も寮内からの外出禁止となる。
指示解除までどれくらいかかるかは、コロナの沈静状況によるため予想もつかないが、少なくとも感染から発症までの期間である1ヶ月は指示が継続されるものと思われる。
いやっ、感染から発症まで1ヶ月、発症から完治までを1ヶ月と長めに見た場合、最後の感染者が発症するまでに2ヶ月、回復するまで1ヶ月、都合3ヶ月の期間を要することになる。
現在の状況を2ヶ月で封じ込めれば御の字というところか。。
とはいえまだまだ発展途上であるベトナムにおいて、3ヶ月も経済を止めることが、その後どういう影響を与えるのか、考えるだけで恐ろしい。
逆にいえば、発展途上で底力がないが故に、今、荒療治をしなけれな国自体が成り立たなくなるともいえる。
ベトナムでは益々コロナが戦争の体をなしてきた。





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