2021年5月29日土曜日

Bac Giang city

バクザン省では現在、全省に対する外出自粛命令と11の郡村に対するロックダウン、感染者と濃厚接触者(F1)は集団隔離、濃厚接触者との接触者(F2)は自宅隔離といった措置を継続している。
5月初旬に見つかった2名の感染者を皮切りに、約1か月経った今も感染者は収まる気配はない。
ベトナム全土中、バクザン省の感染者数が断トツに多い理由は、何万人もの従業員を抱える工業団地からのクラスター発生による。
現在も1日100人単位の新たな感染者が発生しているが、報道発表によるとすべてが囲い込みを終了したエリアからの感染者ということで、今のところ感染ルートが不明な感染者や、新たなエリアでの感染者が出ていないことが、終息に向けた可能性を示唆する唯一の材料だ。

ただ、個人的に不思議に思うのは、毎日同じ割合で感染者が増えていること。
潜伏期間には個人差があるものの、感染源が1つならある一時期に爆発的に感染者が増え、その後は囲い込みの効果で感染者数が急激に下がるのが普通ではなかろうか?
これは、囲い込みに漏れが無く且つ完璧な隔離措置を取られていることが前提だが、現実としては計算通りに行かないのだろう。
今は、少なくとも囲い込みが終了した日から、感染力が落ちる1か月後には感染者数もほぼ収束し、それ以降は終息に向かうことを期待するしかない。

以下はニュースに掲載されていた自宅近くのバクザン市内の様子。
早くいつもの活気を取り戻すことを切に祈る。

#BacGiangNews

























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