在宅業務生活も3週間が過ぎ、4週間目を迎えようとしている。
実習生の募集が出来ない事から面接業務は無いが、日本に送り込んだ実習生に関する問題はコンスタントに発生しており、毎日何らかのトラブル対応をする日が続いている。
ICO Manpowerのスタッフとの連絡はZalo、ICO Japan及び組合との連絡はLineとメールで実施、打合せはZoomとオンラインでのツールは揃っていることから、出社しなくとも問題は感じない。
強いて言うなら業務で使用するデータや書類をクラウド上にあげておけば、インターネット環境さえあればどこでも仕事が出来る。
7時半から17時までの勤務時間に縛られる性質の仕事でもないことから、在宅勤務のほうが時間を有効に使える。
これは面接と派遣申請書類の作成業務や教育業務には当てはまらないが・・・。
その時の業務量によって在宅勤務と出社勤務を有効に使い分けることにより、遠隔業務に対する環境もより充実するだろうし、遠隔業務に慣れることにより、今回のような突発的な隔離時も業務を止めることが無くなる。
教育においては各実習生の自宅環境がばらばらで、自分の個室も無くインターネットが微弱な家もあるので、オンライン授業は難しいが、オンライン教材を日頃から使用させることで、自習は可能となる。
少し体系的に提案書を纏めてみよう。
NTTグループを早期退職、セカンドライフとして2年間のハンガリー生活を経て、現在はベトナムに活動の場を移しています。 異国での出来事について、徒然なるままに綴っていきたいと思います。
2021年5月31日月曜日
remote work
2021年5月29日土曜日
Bac Giang city
バクザン省では現在、全省に対する外出自粛命令と11の郡村に対するロックダウン、感染者と濃厚接触者(F1)は集団隔離、濃厚接触者との接触者(F2)は自宅隔離といった措置を継続している。
5月初旬に見つかった2名の感染者を皮切りに、約1か月経った今も感染者は収まる気配はない。
ベトナム全土中、バクザン省の感染者数が断トツに多い理由は、何万人もの従業員を抱える工業団地からのクラスター発生による。
現在も1日100人単位の新たな感染者が発生しているが、報道発表によるとすべてが囲い込みを終了したエリアからの感染者ということで、今のところ感染ルートが不明な感染者や、新たなエリアでの感染者が出ていないことが、終息に向けた可能性を示唆する唯一の材料だ。
ただ、個人的に不思議に思うのは、毎日同じ割合で感染者が増えていること。
潜伏期間には個人差があるものの、感染源が1つならある一時期に爆発的に感染者が増え、その後は囲い込みの効果で感染者数が急激に下がるのが普通ではなかろうか?
これは、囲い込みに漏れが無く且つ完璧な隔離措置を取られていることが前提だが、現実としては計算通りに行かないのだろう。
今は、少なくとも囲い込みが終了した日から、感染力が落ちる1か月後には感染者数もほぼ収束し、それ以降は終息に向かうことを期待するしかない。
以下はニュースに掲載されていた自宅近くのバクザン市内の様子。
早くいつもの活気を取り戻すことを切に祈る。
2021年5月28日金曜日
baptism
苦しい時の神頼みという訳でもないが最近少しキリスト教に興味を持ち、聖書を読み始めていたのだが、冒頭にあたるマタイによる福音書を本日読み終えた。
ここにはキリストの誕生からゴルゴダの丘での処刑と復活まで、またキリストの教えについて物語風に記載されており、経典という印象ではなかった。
聖書はこの後、マルコ、ルカ、ヨハネによる福音書と続き、それ以降はキリストの使徒となった者の手紙シリーズへと続く。
まだまだ何百ページも残っているが、マタイによる福音書の冒頭部分の系図を読み終えることが出来た自信からか、今は残りの全ても読破できそうな気になっている。
別に悟りを開こうという意図で聖書を読んでいるわけではない。
聖書を読んでいると、ハンガリー時代に何の目的もなく教会に座っていた時の光景や、ジュール、パンノンハルマ、ブダペストの教会の記憶がよみがえり、その感覚が心地良いから、というのが最初の福音書を読み終えた理由。
西ハンガリー大学の元同僚で今は修道士となったGerryのBlogに、彼による洗礼の風景と、彼の娘Zsuzsiによる聖書の講話模様が載せられていた。
俺がハンガリーに居た時にキリスト教に興味を持っていたなら、今のような俗人ではなく、少しは聖人に近づけたのかな?
いやっ、それが無理なことは自分自身が一番良くわかっているが・・。
仮に聖書を全て読み切った時、俺がキリスト教に染まったならば、その時の洗礼は是非Gerryにお願いしよう。
想い出深いGyorの教会で・・・。
Today we were blessed to gather together and celebrate the baptism of one of our church members (Orsi). Zsuzsi brought an excellent message to the congregation on Acts 3:1-10 and the transformative power of the Holy Spirit in Peter over Pentecost. Orsi has experienced the transformative power of God and is a shining example of the love of Christ. Today was the first time Pastor Sylvia baptised someone and is was wonderful to serve together.
2021年5月27日木曜日
living here
2021年5月26日水曜日
personal information In Vietnam
バクザン省では毎日定時にその日のコロナの感染状況が詳細に周知される。
感染状況周知文には名前・住所・生まれ年・職業・感染日・感染ルートが記載されている。
現在ベトナムでは、ヨーロッパのGDPRや日本の個人情報保護法のような包括的な法規制は存在していないことからこういった思い切った策が実施できるのだろうが、日本企業に在籍中、個人情報やセクハラ、パワハラに対する徹底的な教育を受けてきた身として、また新入社員に教えてきた身としてはやりすぎ感を感じるのも事実。
日本でこれをやると、なんたら非営利団体とやらが黙っていないだろう。
と、書いていたまさしく今、ベトナム保健省から各省市の保険局及び医療機関宛てに、新型コロナウィルス感染症患者の使命と行動歴を公表しないように指導する公文書が送付されたというニュースが飛び込んできた。
個人情報保護法的は制定されていないが、医療法では患者の個人情報漏洩防止が謳われているらしい。
保健省によると、一部の医療機関(実態を見るとほぼ全部と思われるが)がコロナの感染拡大防止に向けた追跡の為として、患者の氏名や住所、電話番号、行動歴などを公開していたとのこと。
コロナとの戦争下における戦略として超法規措置を取っていたということか。
ただ、患者の氏名はともかく、行動歴を公表しなければ囲い込みが困難になるのも事実。
多分今後は医療法の抵触しない範囲で、行動歴等の感染防止に必要な情報は流していくのだろう。
昨日、バクザン省では1日の発症者が過去最多の375人を記録した。
バクザン省人民委員会はバクザン市及び5省、約100万人に対し外出禁止措置を実施した。
バクザン省におけるコロナ感染は未だ終息時期が見えない状況ではあるが、自らがコロナに感染しないための努力や少額ではあるが支援金等、自分が実施出来ることを地道に続けていこうと思う。
2021年5月25日火曜日
Miss Universe
最近悪いニュースばかりが続いているが、ベトナムにとっての朗報としては、新型コロナウィルスの影響により2020年から延期されていたMiss Universe2020の決勝大会が開催され、ベトナム代表がトップ21入賞を果たしたことが挙げられる。
全体的に鬱積した中で、こういう明るいニュースはほっとさせてくれる。
今、日本が行おうとしている東京オリンピックも、全世界に勇気と希望を与えるという意味では、この時期だからこそやる価値があるのかもしれない。
が、逆に日本で大量に発生しているコロナウィルスを全世界に拡散する、もしくは全世界から日本に変異株が持ち込まれる可能性があるといった考え方も出来る。
また、開催国である日本には、来日するアスリートの安全を確保する義務が生じるが、その義務を全うできるだけの根拠が今は見えない。
オリンピック開催の是非は様々だろうが、仮に俺がIOCの人間で決定権があるとすれば、2020年オリンピックは2021年に順延ではなく中止とし、4年後の2024年に開催とするだろう。
7月23日まであと2か月、小学校の運動会は中止してもオリンピックは中止しないという論理は通らないんじゃないか?
・・・
明るい話題を書きたかったのに、結果的に暗い話となってしまったことをお詫びします。
2021年5月24日月曜日
2021年5月23日日曜日
buy the ingredients
Bac Giangで最も大きなスーパーであるBig Cに買い出しに行ってきた。
幸いなことに、家の近くにあるCoop MartやVinh Mart、BigCといったスーパーマーケットはまだ空いているので、食料は調達出来ている。
飲食店は閉まっているが出前はやっているらしいので、最悪スーパーが営業停止になってもPhuongのレストランからの出前を注文することは出来る。
飲食店以外の店はオープンしているところが多く、Nganが経営するTシャツ屋やHueのタッパーの店、Diuのアルバイト先の洋服店も店を開けているらしい。
BigCに入る際は備え付けの消毒液で手指を消毒し、係員から入口で検温を受ける。
店内はいつもと様子が違い、客も少なく、レジも開けているのは2か所のみで、普段からは考えられないくらい閑散としている。
建物内に併設されているショッピングモールも全て閉鎖されていた。
買い出しを終え、早々に家に戻る。
食料も調達出来たし、これでまた当分は引き籠り生活継続だ。
2021年5月22日土曜日
PCR inspection in Bac Giang
2021年5月21日金曜日
salute
ベトナム各省からバクザン省への医師団派遣の際の心温まる話をひとつ紹介する。
クアンニン省から派遣された医師団200人が乗るバスがバクザン省に入る際、路上で警備していた交通警察官が敬礼をもって彼らを迎え入れた映像がFacebookを賑わした。
これは交差点に設置された自動撮影カメラにより撮影されたもので、10台のバスが通過する間、警官が敬礼を捧げているのだが、一人の警察官の行動がバクザン省に住む全ての人の感謝の気持ちを代弁しているかのように見える。
日頃は何かと問題のある交通警察だが、この行為で少し見直した。
2021年5月20日木曜日
isolation
いつもよく遊んでいるTruongが新型コロナウィルスのF2(感染者に接触した人に接触)になり、2週間の自宅隔離になった。
Thuongからは5月の初めに食事の誘いがあったが、用事があり会えなかった。
その時会えていれば俺はF3になっていたんだな。
自宅隔離中は家の前にその旨を記した紙を貼っておかなければならないらしい。
F0感染者は氏名と行動ルートが全国に周知され、出身の村はロックダウン、F1は隔離施設での隔離、F2は自宅隔離と隔離中であることを明示しなければならない。
ベトナムの新型コロナ対策は徹底しており、その中でも感染者数が63省市で断トツのバクザンでは、まさしく戦争の体を要してきた。