Ha Giang Day0

2020年12月31日、忘年会を終えベトナム最北端の省であるHa Giangで新年を過ごすためMinhと合流。
予定では20時30分にBac Giangのバス停に着くはずの夜行バスは、大晦日のハノイの渋滞に巻き込まれ、いつ着くかもわからないとの事。
バス停近くの香港酒場で時間を潰す。
22時、予約をしていたバスはまだ渋滞から抜け出せないとの事なので、別ルートで来ているバスに乗ることとし、タクシーで隣町のBac Ninhのバス停まで移動。
新たなバスはBac Ninhに23時に到着予定だったが、結局到着したのは23時50分、この間寒空の下で震えながら1時間を耐える。
2020年は、最後の最後まで運が悪い。

さて、年が変わる0時にようやくバスが到着。
ベトナムの夜行バスは、日本のような座席タイプではなく横に3列のベッドが並んだ寝台列車のようになっているのだが、乗り込んだバスは、通路まで乗客でいっぱいで、歩ける場所もない寿司詰め状態。
だが、幸いにも最後部の2つのベッドが運よく空いており、そこまでたどり着く事ができた。
このベッド、なぜ空いていたのかは不明だが、前方の客は空いていないものだと思い込み、狭い通路でひしめき合っていた模様。
この後Ha Giangに着くまでの6時間は今までの疲れもあり爆睡。寝心地の悪いベッドで両脇を人に挟まれながらも意外と快適に過ごせた。
2021年になって、運気が向上してきたかのように思え、少し幸せな気分になった年越しだった。