2021年の正月を過ごすHa Giang(ハザン)はベトナム東北部に位置し、中国雲南省と国境を接している山間の省。
ベトナムに54の少数民族がいるうちの22族がHa Giangで今も昔ながらの生活をしている。
ベトナム北部の観光地としてはSapaが有名だが、ここHa Giangはあまり知られていないが故に海外からの観光客も少なく、そのほとんどがベトナム人観光客のみとなる。
日本人を含む外国人がここを訪れることは少ないという。
夜行バスが到着後、今回の旅の足であるバイクを借り、マイルストーンである「Km0」へ。
このモニュメントは山岳地帯であるHa Giangの道を切り拓いた出発点として、Ha Giangの街の中心に建てられている。
旅の無事を祈りつつ、バイクで出発。
今日はHa Giang市からQuan Ba(クアンバ)を経てYen Minh(イエンミン)まで向かう。完全防備をしていたものの、それでも寒く、1時間も走っていると足の感覚がなくなる。
市内から少し逸れるとすぐに山間の道に入る。
Quan Baへの入り口にある、天と地の接する場所と称されるHeaven's GateやNui Doi(通称おっぱい山)を経た時点で昼食。その後はLung Khuy cave(ルンクイ鍾乳洞)に寄ったのだが、鍾乳洞に行き着くまでが一苦労で、約1.2Kmの山道を登っていき、ようやく鍾乳洞の門に到着する。
鍾乳洞内部もかなりな勾配と距離があり、途中腹ばいにならなければ通れない箇所もあるので、観光というより鍛錬の意味合いが強い。
途中、この山間で暮らす少数民族の子供と出会った。
素足に草履で薪を集めている姿は逞しい。
寒さと疲れで温泉がひたすら恋しくなる中、本日の宿場であるYen Minhまでたどり着き、熱いシャワーで体を溶かす。
一息ついた後、Ha Giang名物のとうもろこし酒で新年を祝う。
寒さとの戦を終え、充実した元旦を迎えられたことに乾杯!
NTTグループを早期退職、セカンドライフとして2年間のハンガリー生活を経て、現在はベトナムに活動の場を移しています。 異国での出来事について、徒然なるままに綴っていきたいと思います。
2021年1月5日火曜日
Ha Giang Day1
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