今日は週一回のパンノンハルマの日。
一旦大学まで自転車で行って、そこから歩いてバス停まで。
パンノンハルマの授業の後、西ハンガリー大学でも授業があるので、帰りのことを考えると少々手間でもこのほうが便利。
相変わらず水曜日は天気が悪く、今日もバスに乗った頃から雨が降りだした。
外の寒さに反してバスの中は快適。
昨日、遅くまでインターネットで「あまちゃん」を見てたこともあり、バスの中でついうとうとと。
結果・・・
じぇじぇ!またやってしまった!!
雨で曇った窓ガラスをふくと、そこには見慣れない景色が・・・
あわててバスを降りたが、周辺は霧のせいでパンノンハルマの方向もわからず、しかも、ここがどこかもわからない・・・
車は通るが人は通らず・・・しばらく待ってようやく来た人に聞いてみると、パンノンハルマはここから3キロほど戻ったところ、引き返すには次のバスを待つしかないとのこと。
次のバスでは到底授業に間に合わない。
試算するに、約40分の遅れになる・・・
連絡方法もないし、万事休すか!
「途方に暮れる」という言葉はこういうときに使うんだろうな・・・そんなことを考えながら、まさしくバス停で途方に暮れていたのだが・・・
先程道を尋ねた人が車で戻ってきてくれ、「乗れ」と言う。
じぇじぇじぇ!!
「地獄に仏」、「捨てる神あれば拾う神あり」 、「人間万事塞翁が馬」・・・ん、これは違うか。
兎に角、この親切な若旦那のおかげで授業に穴を開けずに済んだ次第。
感謝の気持ちを、言葉の通じないこの若旦那にどう伝えるか??
たまたまポケットにあったハイチューの残りを、精一杯の感謝の気持ちとして渡す。
「お名前は?」「住所を教えて」「お礼に日本の扇子を送るよ」、、、伝えたいのだが伝えられない。
今までGreetingくらいのハンガリー語でやってきたことを後悔。
せめて・・・
日本語-ハンガリー語変換電子辞書を持っていれば!!
(敢えて、ハンガリー語を勉強するとは言わない)
多分、この人とは二度と会えないだろう。
でも俺はこの人を一生忘れないだろう。
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