Iron Lady

日本を外から見ている身として、現首相ほど恥ずかしい首相はいなかった。
議員時代に言っている事と、いざ自分が総理大臣になってからの言動の乖離がここまでひどい人は見たことが無い。
国際会議の場に出ても外交に精を出すでもなく、内弁慶丸出しの振る舞いで、この人が自分の国を代表していると思うと、情けなくもあった。
この人が人より勝っているのは、面の皮の厚さと質問をはぐらかす答弁力ぐらいだろう。
このような歴代稀に見る無能な人材を首班として選んだ自民党の気が知れなかった。
もしくは多くの自民党員もこの人の本質を見抜けなかったのだろうか？
3度の選挙で大敗を喰らった際もリーダーとしての責任を取らず、総理大臣の椅子にしがみつき、党員からのリコールが実現しそうになってようやく辞任、この辞任も自分の保身のための辞任が見え見えで、辞任会見では自分の功績を縷々として語る・・・
ここまで徹底出来るのは、ある意味すごい人なのかもしれない。

10月4日、自民党総裁選が行われた。
結果、（俺から見ると）一番まともな事を言っている人が当選した。
今後、この人が「日本のIron Lady」になれるか・・・要着目だ。