2013年8月15日木曜日

the memorial day for the end of the war

映画、「終戦のエンペラー」

第二次世界大戦終戦後、日本の戦争責任者は誰か(天皇に戦争責任はあるか)を、マッカーサーの命により一人のアメリカ兵調査員が解き明かしていく、というストーリー。
壮絶な戦争シーンがあるわけでもなく、日本での戦後処理の過程が淡々と描かれていく。

アメリカ映画であるにも関わらず、アメリカ寄りの視点ではなく、史実を忠実に再現しようとしているかのような映画だった。(アメリカ人調査員と日本女性のラブストーリーはフィクションだと思われるが・・・)

将来の大統領選を見込み、日本での自分の活躍を写真に収めさせるダグラス・マッカーサー。

なにやら訳のわからぬ論理で武力行使を正当化しようとする日本の政治家、近衛文麿。

頭ごなしに天皇の側近に面会を申し出るアメリカ兵調査員の言葉を、丁寧な申し出のように通訳した日本人通訳者。


最終的に調査員が下した結果(この結果に証拠となるものは何もない)に対して、マッカーサーの取った行動とは、自分の目で昭和天皇を確かめること。

面会時の昭和天皇の言動により、マッカーサーによる最終判断が下される・・・


一つ疑問が・・・昭和天皇との写真撮影の折、マッカーサーはなぜ腰に手を当てたのだろう?



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