2026年2月6日金曜日

Why Malaysia?

今回のTet旅行をマレーシアに決めた理由、その最たるものが「深夜特急」の1シーンにある。
「深夜特急」とは作家沢木耕太郎が自身の体験を元に綴った、バックパッカーのバイブルとも呼ばれている旅の小説のこと。
主人公である「私」が香港からロンドンまで路線バスだけを使って乗り継いでいく物語。
この小説をもとにしたドラマの1シーンに、マラッカ海峡での夕陽やペナンでの様子があり、そのシーンが印象的で、どうしてもここに行きたいという思いがずっと頭の隅にあったから。

「アパートの部屋を整理し、引き出しの中の1円硬貨までをかき集め、1500ドルのトラベラーズチェックと400ドルの現金を作ると、私は仕事を全て放擲して、旅に出た。」
なんとも旅心を揺さぶる文だ。
深夜特急というネーミングも刺さる。
「ミッドナイトエクスプレスとは・・
トルコの刑務所に入れられた外国人受刑者たちの隠語である。
脱獄することを「ミッドナイトエクスプレスに乗る」と言ったのだ・・」
旅を脱獄に例えるのは兎も角として、そういった一面があるのも旅だろうと思う。
何とも魅力的な冒頭である。

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