2026年2月4日水曜日

12 grapes

昨日のオンライン授業でスペインに住むハンガリー人の生徒さんから聞いた話。
大晦日の風習として、日本では年越し蕎麦を食べるのが通常だが、スペインでは12粒の葡萄を食べるのだとか。。
大晦日(Nochevieja)の夜、時計台の鐘が12回鳴るのに合わせて、1粒ずつブドウを口に放り込むのが、スペイン流の年越しの儀式。
鐘が鳴り終わるまでに12粒すべて食べきると、その年は幸運に恵まれると言われているらしいのだが、一説には、アリカンテ地方でブドウが大豊作になり、余ったブドウを農家が「幸運のブドウ」として売り出したという説もある。
日本の年越し蕎麦の由来は、蕎麦は他の麺類よりも切れやすいことから「今年一年の災厄を断ち切る」という意味で、大晦日の晩の年越し前に食べるのだが、これも江戸時代の蕎麦屋のマーケティング戦略によるものかもしれないな。
土用の丑の日の鰻や、バレンタインデーのチョコレートも然り。
そういえば昔読んだマーク・トウェインの小説「トムソーヤの冒険」の中でも似たような話があった。
トムソーヤがいたずらの罰として言いつけられた長い塀のペンキ塗りをさも楽しそうにすることで、それを見ていた友達もやりたくなり、代わってくれと言い出す。
普通なら、ここで友達と代わるのだが、トムソーヤ(正確には作者のマーク・トウェイン)の賢いところは、簡単には代わらず、友達はやらせてもらう代わりに飴やリンゴをトムソーヤに差し出す。
考え方ひとつでピンチもチャンスに変わると言ったところなんだろうな。

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