大阪での新型コロナ感染者が1日で1000人を突破した。
ベトナムでの感染者は全期間トータルで2705人・・・この違いは何?
資本主義と社会主義の違い?
もっとストレートに言えば服従主義と権威主義の違いか?
ベトナムでは一人でも感染者が出ると有無を言わさずその地域は社会隔離され、感染者の実名および行動ルートは白日に晒される。
公共交通機関は運行を停止し、必然的に集合での移動は制限される。
各地区の境界には公安が繰り出し、他府県ナンバーの車の進入を防ぐ。
当然俺のような外国人は目をつけられ、半強制的にPCRを受けさされる。
こういった自衛を徹底した上で、海外からのウィルス侵入防止のために外国からの入国規制を継続する。
入国規制においては非常に利に適った方策と言える。
片や日本では(ここからは想像ではあるが)公共交通機関を止めるわけでもなく、飲食店も時間制限はあるもののオープンしており、人との交流が0となることはない。
緊急事態宣言や厳重警戒宣言とは名前ばかりのパフォーマンスが横行している。
蔓延防止等重点措置においては「まんぼう」なる愛称までつけられ、今年の流行語大賞を狙っているのではないかと思うほど。
つまり、日本のやり方を外から見ていると、幼稚園のままごとのようにしか見えない。
日本においても外国人の入国を規制中であるが、市中感染率と外部感染率を出した上での判断なのかは大いに疑問であり、自国内の統制も取れないのに感染率の低い国も含めて一律入国規制していること自体が滑稽極まりない。
少なくとも日本と比べると感染率0.5%のベトナム人の入国制限にどれだけの効果があるのかがよくわからない。
現在までの感染状況、年代別、重度別、あらゆるデータを大型コンピュータに集中させ、AIで最適策を瞬時に叩き出す、、これぐらいの事は先進国なら出来るのではないのか?
日本とベトナム、どちらが先進国でどちらが発展途上国かわからなくなってきた。
NTTグループを早期退職、セカンドライフとして2年間のハンガリー生活を経て、現在はベトナムに活動の場を移しています。 異国での出来事について、徒然なるままに綴っていきたいと思います。
2021年4月13日火曜日
preposterous Japan
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