2021年4月19日月曜日

Luc Nam high school

日曜日はICO Eduのお手伝いでLuc Namの高校に出張し、セミナーと授業模様のプロモーションビデオ撮影を実施した。
こういう依頼の時はいつもベトナム方式で、
・最初は電話で「セミナーに参加するだけで、何もしなくていい」
・行きの車中で「今回はPRビデオの撮影も兼ねている」と、新たな情報
・セミナー開始直後、「校長先生の話の後で日本文化の紹介を20分ほどしてほしい」
・校長先生の話が終了し、俺の番となる直前で「日本に対する簡単な質問を5つ学生に投げかけてほしい」
これで終了と思いきや、
セミナー終了間際に「日本に興味を持っている学生に授業をしてほしい」
と、宮沢賢治の小説のように次から次へと新たな情報と注文が入ってくる。
日本のように事前の打ち合わせや情報共有が一切無いのがベトナム方式であり、ここに来た当初は面食らったが、7年も暮らしている今では少々のことでは驚かない。
ベトナムでは臨機応変(つまり適当)、日本では厳格(つまり杓子定規)な能力が求められ,
どちらもその国で暮らすには必須となる。
どちらの能力が優れているかが、ベトナム生活への適正を図る物差しのひとつになる。
極論として言えば、いい加減な性格ほどベトナムでの生活に適しているともいえる。
これが俺がベトナムに長く居座っている大きな要因だと、今気づいた。





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