仁川からのトランジットまでの時間で、溜まっていたオンラインスクール「gacco」の講義を消化し、2週分の課題を提出した。
今、実施しているのは、「俳句~十七字の世界」という講義だが、これがなかなか手強い。
極端に短い、簡潔な17字の中に表現された意味の深さ、複雑さ・・・俺にはサラリーマン川柳のほうが向いていることを改めて実感。
向井去来には到底なれそうもない・・・弱音満載、でも頑張る!
向井去来からの連想で、帰去来という言葉を思い出した。
帰去来をネットで引くと、太宰治のエッセイに巡りあった。
冒頭部分を引用させてもらう。
人の世話にばかりなって来ました。これからもおそらくは、そんな事だろう。みんなに大事にされて、そうして、のほほん顔で、生きて来ました。これからも、やっぱり、のほほん顔で生きて行くのかも知れない。そうして、そのかずかずの大恩に報いる事は、おそらく死ぬまで、出来ないのではあるまいか、と思えば流石に少し、つらいのである。
多くの外国人の中でぽつねんと座っていると、こういった文章が嵌るなあ。
0 件のコメント:
コメントを投稿