2021年12月22日水曜日

Vietnamese lunch habits

日本とベトナムの違いは数々あるが、今日はお昼ご飯の習慣について記しておく。
日本では弁当や外食、または社員食堂が主たる仕事場での昼食だが、ベトナムでは少し趣が異なる。
ベトナムの弁当は日本より進んでいて、電源を入れると温まる弁当箱が主流になっている。
昼食の30分前に電源を入れると、弁当箱全体が温まり、事務所内にお昼を知らせる匂いが立ち込める。
弁当を持ってこず、職場で料理をする人もいる。
少人数用の電気鍋に野菜や肉を入れ、簡易の鍋を作る場合もある。
これは日本では考えられないことだが、ベトナムでは当たり前で、数人のグループで毎食自炊しているメンバーもいる。
俺はどうしているかというと、センター内の食堂でDiuとともに昼を済ましている。
食事のメンバーは日替わりで、教習所の先生やその学生等、その日に一緒になったメンバーと卓を囲む。
ここで日本との圧倒的な違いは、食事とともにベトナム酒が振舞われること。
食堂の主が酒好きということもあるが、初めて食卓を囲むメンバーとの懇親の潤滑剤としての役割を酒が担う。
このおかげで今までセンターで昼食を取るほとんどの人と知り合いになった。
日本ではあり得ない光景ではあるが、俺はこの習慣を結構気に入っている。
一つだけ心がけていることは、午後からの仕事も通常通りこなすこと。
これが出来なくなった時は、昼食の酒を止めるか仕事自体を止めるかのどちらかだろう。
仕事第一の日本人根性はベトナムでも変わることはないな。


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