出発するまでの数時間で今年の振り返りを。
2019年当初に立てた目標、というかテーマは「旅」。
元来が出不精なこともあり、気合を入れないと出て行かない面もあったので、敢えてこのようなテーマを立てた。
結果として、今年はベトナム国内の小旅行やマレーシア1泊2日等、用意周到な計画を立てた旅ではなく、思いついたその日に出かけるような旅が多かった。
人生という名の旅においては、1つの旅が終わり新たな旅が始まった、そんな1年だった。
孔子は40歳になって惑うことが無くなったと言っているが、俺はまだまだ惑っている。
「60にしてガキのまま」というところか。
人は大人になると自分の子供時代を忘れて「今どきの若い者は・・」というらしいが、俺はこの言葉は言えないし、人を指導できるほど立派な人間でもない。
自分よりずっと若い子の生き方がすごくしっかりしていて尊敬するし、かといって未だやるべき事が見えていない子に対し、大人面して教訓めいた事なんて言えない。
そもそも100人いれば100人ともそれぞれの考え方を持っているわけで、それを1つの鋳型にはめ込もうということ自体がおかしいと思う。
仮にその鋳型を常識と呼ぶならば、俺は常識からはかなり外れた人間なのかもしれない。
この先いくつになってもこの考え方は変わらない。
2020年以降も終わり無き旅を続けていくと思う。
線路の先がどこに向かっているのか、未だ答えは見つかっていない。
・・・2019年旧正月前の大晦日、ベトナムにて。
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