先生達と飲み会の後、流れで学生達の飲み会に参加。
例によりベトナム酒での乾杯と握手攻めで、帰る頃にはへべれけ状態となる。
翌朝、パソコンやカメラを入れたカバンが無いことに気づく。
持って帰ってきた記憶は全く無い。
さて、店に忘れてきたか?それとも学生が持って帰ってくれたのか・・・
学校で確認すると、確かに俺が持って帰ったとの事。
ん、では、バイクで送ってもらう時に落としたか??
たちの悪いことに、帰りの記憶はほとんどない。
あやふやな情報の中、先生達は店に問い合わせてくれたり、心あたりを方々当たってくれる。
この騒動は午前中ずっと続き、昼近くにはほぼ諦めかけたのだが・・・
隣の家の人がカバンを預かってくれていた!
宿舎の玄関には鉄格子のドアがついており、鍵を開けるには両手を鉄格子の隙間に入れ、南京錠をあけなければならない。
その際、カバンを下に置き忘れたまま部屋に入ったようだ。
隣のおばさんが、玄関前にほったらかされたカバンを見つけてくれ、保管してくれていた次第。
カバンの中には財布も入っており、無事に戻ってきたのが奇跡。
なによりパソコンの中にはここ数年で作った日本語テキストが入っており、これが無くなると致命的なだけに、後光のさしたおばさんをきつく抱きしめる。
学校の先生達も我が事のように喜んでくれ、学校持ちで隣の人へのお礼の特大果物を買ってくれ、ベトナム語でのお礼の言葉も添えてくれる。
全くの俺の不注意にも関わらず、心から心配してくれ、奔走してくれたみんなには深く感謝。
同僚の先生に付き合ってもらい、せめてもの気持ちをこめたお礼の品を見繕ってもらう。
ここに来てからは一事が万事この調子で、毎日たくさんの人にお世話になっている。
少しづつでも恩返しをしなければバチがあたるな。
0 件のコメント:
コメントを投稿