日本人としては、やはりこの話題に触れておかなければならないだろう。
新元号「令和」。
個人的には外国暮らしということもあり普段元号を意識することも無く、今年が平成何年なのかも調べなければわからない状態になりつつある。
なのでこの元号というものは、俺にとってなじみのあるものではなく、公式な表記はすべて西暦に統一してほしいというのが本音でさえある。
例えば運転免許証、俺の免許証の有効期限は「平成32年」、事務的にはこれが今後「令和2年」に置き換えられるのだが、実際この日は今後永久に迎えることが無い。
俺の場合、来年なのでまだいいが、これが昨日免許を更新した人になると、次の有効期限満了日がいつになるのかわかりづらいことこの上ない。
ただ、こういうことはアジアであればどの国にも多少なりとは存在する。
ここベトナムでも生活の中に旧暦が根付いており、旧暦の1日と15日はお祈りの日、お正月も旧正月が基準となっている。
元号であれ旧暦であれ、ややこしいのは事実だが全否定するつもりもない。
むしろ、こういう違いがあるからこそ面白いと感じている。
世界のすべての暦を西暦で統一し、世界語を英語にすれば世界が一つの国のようになるのだろうが、そうなると言語を学ぶ喜びも新たな発見も無くなり、外国旅行のスパイスが無くなるだろう。
それぞれの国にそれぞれの特徴があり、各々の思想や文化を尊重しつつうまく融合していくことが、外国に住む者に必要な能力であり、だからこそ外国に住む面白さもある。
結論、元号を持つ国の国民として、また、次期天皇と同じ年代を生きる者として、新元号「令和」を素直に祝いたい。
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