万人が知るヒンズー教の聖地、アンコールワット。
前日に予約しておいたTukTukは、時間通り朝4時半にホテルを出発。
途中アンコール遺跡群への入場券を購入、入場券は顔写真付きで、他人への譲渡が出来ないようになっている。
因みに1日有効券37USD、3日券62USD、7日券72USD、バックパッカーには痛い出費だろう。
そういえばイタリアを回った時は貧乏旅行だったので、コロッセオの入場券が払えず、外周だけ見て回ったことを思い出した。
アンコールワットにはまだ暗い5時半に到着、ここから日の出までの時間を池の前で待つ。
空が徐々に明るくなり、お馴染みのアンコールワットのシルエットが浮かび上がってくるまで約1時間、写真で見慣れた風景が目の前にあるというだけで、感動といった感情が湧きあがってこないのは自分でも意外だった。
夜のブタペストのドナウ川越しの王宮を超える景色には、まだ出会えていない。
しかし、この巨大な建物が石を積み上げただけで作られたこと、しかもそれが1000年前であり、全ての壁面には絵物語が彫られていることには驚かされる。
これから1000年後、このような後世に語り継がれる建造物を作ることが出来るのだろうか?
昭和、平成といった時代を未来の人がふりかえる時はくるのだろうか?
お前たちにそれが出来るのか??
そう問いかけられているような気がした。
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