昼休み、台風の中で実習センターのベランダから風を見てた。
実際に風は見えないので、風が揺らす椰子の木を見てたというほうが正解なのだろうが、そんなことはどうでもいい。
ただ風を見てた。
風を見てる俺を見て、学生が集まりだした。
まだセンターに入って間もない学生。
当然ながら日本語での意思疎通は出来ない。
片言のベトナム語と、少しの英語、あとは笑顔・・・
みんなの夢を叶えてあげることは出来るのだろうか?
今、俺に出来ることはなんだろうか?
答えが出ぬまま、始業のベルが鳴る。
こうして思考は日常に戻っていく。
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