2021年4月から始まった聖ヨセフ大聖堂の改修工事が終わり、以前の苔むした味わい深い外観から現代的でこざっぱりした外観へと変貌と遂げた。
建立以来130年の歳月を経て劣化が激しくなったための工事だったが、歴史を重ねてきた面影は無くなった。
以前、ブダペストのマーチャーシュ教会の修復工事を見る機会があったが、その時は職人が繊細な壁画の修復を手作業で実施しており、歴史の重みを大切にするヨーロッパの姿が垣間見えた。
今回の聖ヨセフ大聖堂の修復は如何にもベトナムらしい、適当で無頓着且つ大胆な修復のように感じた。
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