2022年9月28日水曜日

Embassy of Vietnam in Japan

コロナ禍がようやく収束し、日越の往来が再開されたことから、新たな日本人教師を採用することが出来るようになった。
入国予定の1ヶ月前から当社総務に入国許可証の発行を依頼していたが、遅々として進まず、ベトナム入国管理局からの許可証が発行されたのは、入国予定の2日前だった。
日本出国までに駐日ベトナム大使館にVISA申請をし交付されなければベトナム入国はできない。
ベトナム入国管理局の言うにはVISAは即日交付されるので何の問題も無いと言うが、あまりにもぎりぎりの発行となった。
その間、駐日ベトナム大使館に即日発行が可能か電話で問い合わせるも、まったく応答せず、メール問い合わせも無視され、連絡しようにも出来ない状況であった。
入国前日に赴任する教師が駐日ベトナム大使館に入国許可証を持ってVISA申請に行ったところ、当日交付は不可能と言われたとの連絡が入った。
ベトナム大使館の担当を電話に出させ、ベトナム入国管理局で聞いた内容と、既に明日の航空券を発行済であることを懇々と話し、なんとか当日発行にこぎつけた。
その後、手続きを終了した教師から、VISA申請手数料に加え当日発行手数料を取られ、それに対する領収証は発行されなかったと聞いた。
領収証を出せないお金を徴収するベトナム大使館にあきれるとともに、少々の賄賂を渡せば何とかなるという点では、いい加減なベトナムの体質に助けられた面もある。
が、最近このようにいい加減なベトナムの仕事のやり方に辟易している。
真剣に考えると頭にくるので郷に入れば郷に従えの考えでこのやり方に順応すべきなのだろうが、これだけはどうしてもついていけない。
なので最近は自分の本来業務ではないが、時間があれば無垢な実習生に日本語を教え、心の均衡を保つように努めている。
訳のわからない理論でいい加減な仕事をするベトナム人と話すより、実習生に日本語を教えているほうが、よっぽど健全でいられるというものだ。



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