2017年2月20日月曜日

tolerance

おおらかで寛容な国ベトナム

例えばクラクション。
日本であれだけ鳴らせば殺傷事件になりそうだが、ベトナムではみな涼しい顔。
日本でのクラクションは「おめ~、じゃまなんだよ!」というニュアンスだが、ここでは「今からそこを通るから気をつけてね」という意味だからだろう。
因みに日本人がバイクに乗る時はブレーキに手をかけて乗るが、ベトナム人はいつでもクラクションを鳴らせるように、クラクションの上に指を置いて乗る。

例えば不正。
過去、募集部が集めてきた実習生に他の機関を紹介し、マージンを取っていた輩がいた。
これって立派な横領だが、この社員に対する処分は、みんなの前で謝らせて終わり。
その夜は一緒に酒を吞んでた。
まあ、政府や警察にも袖の下が横行するベトナム、上がこんなだからこういった処分がまかり通るのだろう。

例えばボールペン。
机の上に置いておくと、必ずといっていいほどなくなる、、いやっ、別の場所に移動している。
特にテストの採点時期の赤ボールペン。
みんな、目につくところにあるボールペンを使用し、その後元に戻さない。
それが当たり前のようで、持ち主自身も怒った様子はない。
根底にあるのは、(いいように解釈すると)職員、仲間、みな兄弟の精神か。

例えば社長席。
資料の製本などは広々とした社長の机の上でする。
時々は入社一年目の社員が社長席に座って仕事をする。
社長が来てもどこうともせず、社長も特に何も言わない。

……

その他にも、友達と見知らぬ人の境界が曖昧、見知らぬ人の結婚式でも参加OK、1つのベッドに3人ごろ寝、等々、書き出したら朝までかかりそうなので今日はこの辺にしておく。という事で、ベトナム人あるあるは次週に続く…



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