2019年6月28日金曜日

cross culture

ベトナムではなんらかのイベントがある場合、必ず身内の代表者の名前を読み上げ、会場にいる参加者に紹介する。
紹介された代表者たちは参加者のほうを向き、手を上げたり、拍手したりするのが儀礼。

本日はオンライン日本語教材を実習生に紹介するイベントを実施したが、ここでもそう、冒頭にICO Manpowe代表者の紹介が入った。
そもそも実習生相手の日本語教材の説明会の冒頭に代表者の紹介なんている??
この紹介、勝手にやってくれる分にはいいのだが、日本人というだけで、紹介の列に必ず入れられるので閉口する。
まさか今日はないだろうと思っていた矢先にこれが始まったものだから、顔が自然に不機嫌になり、名前を呼ばれて、立って、後ろを振り向いて軽く会釈し、すぐ座るという機械的な動作に徹してしまった。
異文化を受け入れるという意味では、手でも振って笑顔で会釈するのが模範例なんだろうが、どうもこの挨拶だけは好きになれない。
実習生全員が俺のことは知ってるし、殊更代表をアピールすることでもない。
出来るなら、名前を呼ばないで欲しいというのが本音だ。


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