日本で仕事をしていた頃。
人材開発に行くまでは、トラブル対応のSPだった。
通信プログラムに問題があると、その原因究明と対処が主な仕事。
早朝だろうが、深夜だろうが関係ない。
呼び出しを受ければ、問題が解決するまでは会社に缶詰の状態だった。
プログラムは正常に動いて当たり前、問題が出て修正しても褒められるでもなく、原因から再演防止までをユーザーに説明し、納得してもらわなければならないという因果な仕事。
それでもそこで頑張れたのは、その時ついてきてくれたスタッフのおかげ。
まさしくプロフェッショナルの集団だった。
今・・・
日本語がわかるとはいえ、細かな機微までは伝わらないスタッフと、試行錯誤しつつも少しずつチームとして動けつつある。
自ら先陣を切る、または殿(しんがり)を務めようとした日本でのスタッフの域には到底及ばないが、それでも俺がこの地で頑張れるのはベトナム人スタッフが助けてくれるから。
この仕事が軌道に乗り、阿吽の呼吸で仕事が出来るようになることを夢見て、頑張ろう。