ノイバイ空港国際線ターミナルは開港から10年が経過しており、数ヶ月前から改装が続いているが、幸いにも到着ロビーの喫茶店はオープンしていたので、お客様到着までの時間をここで過ごす。
瓶入りのココナッツミルクドリンクに挑戦してみたが、値段と反比例する味で、高くて不味いものだった。
制限エリア内に入ると物の価格は更に跳ね上がり、Pho一杯が30万VND!
しかもこれが旨ければいいが、ローカルの3万VNDのPhoのほうが遥かに旨い。
空港って、外国人から巻き上げようとするぼったくり集団の巣窟だな。

NTTグループを早期退職、セカンドライフとして2年間のハンガリー生活を経て、現在はベトナムに活動の場を移しています。 異国での出来事について、徒然なるままに綴っていきたいと思います。
nomade【フランス語】の日本語訳は遊牧民や放浪者。
なんて魅力的な言葉なんだろう!
この言葉から派生して、決まったオフィスを持たずに仕事をする人のことをノマドワーカーという。
俺の仕事のベースはベトナムにあり、毎日定時にオフィスに出勤しているが、空き時間を利用した日本語講師の副業も実施しており、ネット環境さえあれば場所を選ばないこの副業はノマド的な要素もある。
日本に逆出張した時や海外に旅行に出かけた時も、時間さえ許せばレッスンは出来る。
旅系Youtuberのような体力も必要とせず、生涯続けていけるのもありがたい。
ベトナムから撤退した後は、本格的にnomadeになろうかな。
一寸の虫にも五分の魂・・「小さく弱い者にも意地や根性があるので侮ってはならない」という意味。
仕事をする上でもこの考えは必要だと思う。
「自分は1スタッフだから」とか「出来なくても仕方がない」とか、言い訳ばかりを振り回す人は一寸の虫以下ということになる。
一寸の虫以下にはなりたくないもんだ。
多分あれは小学校6年生の頃だと思う。
お袋と弟はどこかに出かけ、親父は夜勤で、夜は俺が一人になる日があった。
親父が仕事に出かける前に、その日の夕食を作ってくれた。
確か塩むすびと野菜炒めだったかと思う。
塩むすびは米の密度が高く、落としても形は崩れなさそうなほどだった。
親父の料理を食べたのは、後にも先にもあれ1回きりだったが、以来、俺が作る塩むすびは当時の親父が作ってくれたものに似ている。
無骨な塩むすび、お袋の味ならぬ、親父の味だ。